【今週の小平】レポート◆マッシモ フィッカデンティ監督「受け身になるのではなく、自分たちで積極的にフォーメーションを変えていく。そうすることで、自分たちがしっかりと試合のハンドルを握って操作できるようになる」林容平を欠くも、神戸遠征に向け三選手が復帰、態勢を整える青赤軍団(2015/03/20)
レポート◆マッシモ フィッカデンティ監督「受け身になるのではなく、自分たちで積極的にフォーメーションを変えていく。そうすることで、自分たちがしっかりと試合のハンドルを握って操作できるようになる」林容平を欠くも、神戸遠征に向け三選手が復帰、態勢を整える青赤軍団
日本代表メンバーが3月22日の明治安田生命J1リーグファーストステージ第3節対ヴィッセル神戸戦を終えた直後から離脱、選手層が薄くなるFC東京。林容平の状態が気になるところだ。
3月18日におこなわれたJリーグヤマザキナビスコカップ予選リーグAグループ第1節対アルビレックス新潟戦で負傷した林について、マッシモ フィッカデンティ監督は次のように明かした。
「林容平選手はけがをした直後に想定したよりも悪くないようです。10日間くらいは練習をストップせざるをえないと思います。そこからコンディションを上げていかないといけないですから、(完全な復帰までは)おそらくは数週間はかかると思います」
松本でのナビスコ予選第2節への出場は難しそうだ。
短期的にはチームにとって打撃だが、目前の対神戸戦に向けては、水曜のナビスコ対新潟戦を欠場したメンバーが復帰、態勢を整えている。
梶山陽平「ひざは大丈夫です。アイシングしているだけだから」
米本拓司「大丈夫です」
太田宏介「順調だぜ!」
いずれもゲーム形式のトレーニングをこなし、日曜日への準備ができた。
長時間の室内ミーティングののち、15時すぎにコートへと姿をあらわしたFC東京イレヴンは、ピッチ上での戦術の確認にも時間を費やし、練習が終わったのは16時40分。全体での練習時間は3時間弱を数えた。
マッシモ フィッカデンティ監督は言う。
「昨日はリカバリーでしたから、戦術に割く時間がありませんでした。あしたは仕上げのみですから、そういう意味では、しっかりと練習をする時間はきょうだけでした」
入念な神戸対策は複数の出方をうかがったものかもしれない。
「神戸のネルシーニョ監督は非常に経験のある方です。彼のやり方を(神戸のスタッフや選手たちに)わからせることは難しくないでしょうし、周囲が彼のことを理解するのも難しくないでしょう。戦術面で柔軟性を持っている。どういうやり方で来るかを見守りたいですね。
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