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【今週の小平】試合前々日レポートその1◆インサイドハーフに目覚める東慶悟「運動量が要求される。動かないとできない」/コメント◆マッシモ フィッカデンティ監督、東慶悟、太田宏介(2014/03/21)

試合前々日レポートその1◆インサイドハーフに目覚める東慶悟「運動量が要求される。動かないとできない」

 

運動量の必要性を自覚する東慶悟

運動量の必要性を自覚する東慶悟

3月21日、FC東京は15時から練習を実施。戦術練習が部分的に非公開(近くでは観られない)となり、その後メンバーをシャッフルしてのゲームをおこなった。
19日のJリーグヤマザキナビスコカップ対鹿島アントラーズ戦で打撲があった米本拓司と平山相太は別メニュー。全体合流と多摩川クラシコへの出場は今後の様子を見て決めるという。
あす22日の練習は完全非公開。開始時刻は11時にあらためられた。
23日には味の素スタジアムにてJ1第4節対川崎フロンターレ戦に臨む。

マッシモ フィッカデンティ監督は「自分たちの未来は、常に自分たちにかかっている」と選手たちに語りかける。相手がどうであれ自分たちがよくなければ勝てないという意味だが、しかしただ自分たちのサッカーをしようということではない。

「私たちは、基本的にはいつも、どの相手にもリスペクトの念を抱いて試合に臨む意識を、チーム全体で共有しています」(マッシモ フィッカデンティ監督)
『仮面ライダー鎧武』とコラボレーションを図った(コピーも『鎧武』の「ここからは俺のステージだ!!」をもじり→「ここからは俺たちのステージだ!!」)多摩川クラシコのポスターで、ガイムを挟んだキッカーコンビ太田宏介&東慶悟も、その点に抜かりはない。

太田は「相手も疲れている。そこを衝く」と、ACLで豪州アウエー帰りの川崎フロンターレのコンディションを考慮した試合運びを想定。また東は「相手もウチがどういうサッカーをするか研究してくると思うから、ピッチに入ってからは臨機応変に対応しないと」と、直近のケースには引きずられずあくまで状況に応じて頭を切り換える準備ができている。

ターンオーバーを実践したヤマザキナビスコカップでもリーグ戦に引きつづき出場した左利きのスペシャリスト太田宏介、インサイドハーフで新たなミッドフィールダー像に開眼しつつある東慶悟が、仮面ライダー鎧武のごとく味スタのピッチで躍動する。
マッシモ フィッカデンティ監督に訊いてみたい。「キミはこの力どう使う?」

 

サーキットトレーニング_R

コメント◆マッシモ フィッカデンティ監督、東慶悟、太田宏介

○マッシモ フィッカデンティ監督の談話

(選手を囲んでいたため監督と話ができず、さきほどは止められずすみませんでしたと謝る報道陣に)
忙しそうだったので何も言わずに通りすぎました(笑)。

──このあいだの試合(ヤマザキナビスコカップ第1節対鹿島戦)でふだん出ていなかった選手が活躍、いっそうポジション争いが激しくなりそうですが、チームにとっていいことですか。
マッシモ フィッカデンティ監督 やはり相手が非常に強い鹿島、しかもスタメンで来ましたので、非常に重要なテストになったと捉えています。そこであれだけのすばらしいプレーができたことは収穫でした。鹿島戦よりも以前の試合でもいいプレーはつづけてきましたが、結果が伴っていなかった。これからどんどん結果を求めていきたいと思います。

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