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レポート◆フレッシュなメンバーでカップを奪い取れ!塩田仁史「とにかく勝ちたい」/コメント◆塩田仁史、羽生直剛、幸野志有人、吉本一謙、野澤英之(2014/03/18)

レポート◆フレッシュなメンバーでカップを奪い取れ!塩田仁史「とにかく勝ちたい」

 

砂まじりの春一番に目を瞬かせながら質問に応じる塩田仁史

砂まじりの春一番に目を瞬かせながら質問に応じる塩田仁史

3月18日、FC東京は午前10時から非公開練習をおこなった。開幕一週間前の練習試合対浦和レッズ戦が完全非公開になったことに始まり、リーグ戦三試合を含め前日練習はすべて非公開。トレーニングに集中し、あす19日夜のヤマザキナビスコカップ第1節対鹿島アントラーズ戦に臨む。

先発メンバーは両チームともに一新される模様だ。これまで出場機会の少なかった選手たちは当然のようにモチベーションが高い。しかしそれだけではない。ここまでJ1が開幕してから勝点3を挙げていないことに誰もが満足していない。チームとして勝利を希求しており、その姿勢はナビスコカップメンバーも同じだ。

「とにかく、リーグ戦で勝てていないいまのチーム状況で、カップ戦であっても勝ちがほしい。勝てるように戦っていきたい」
こう言うのは塩田仁史だ。
「ちょっとしたことと言いますが、そこがでかいわけで。しっかりやり遂げたい」
ちょっとしたことと言うのは、ゴール前での攻防のことだ。今シーズンの東京は概ねゲームプランどおりに試合を進めながらも、決めるべきときにシュートを決めず、崩されてもいないのにある瞬間に人的なミスで失点してしまう。
全体的にはいいサッカーができているのに、局面で勝敗の差がつく。しかし勝敗を分けるからには、そここそが重要だ。塩田は言う。
「状況はいろいろありますけれども、勝ちにつなげられないと意味がない」
要素を云々する前に、まず勝つことにこだわり、そこに結びつく行動をとること。塩田の提言はシンプルだ。

貴重なセンターバックとして、そしてアカデミー出身者として、吉本一謙も燃えている。
「あしたしっかり結果を出したい。東京で結果を出すのがいちばんだから。結果にこだわって」
勝たなければ意味がない。それは長年の中位ぐらしで思い知った。あすのナビスコ初戦は、負の遺産を払拭する始まりになる。

 

 

コメント◆塩田仁史、羽生直剛、幸野志有人、吉本一謙、野澤英之

 

○塩田仁史の談話

とにかく、リーグ戦で勝てていないいまのチーム状況で、カップ戦であっても勝ちがほしい。勝てるように戦っていきたい。
監督が言うようにチャンスもつくっていますし、守備が大きく崩れているわけでもない。

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