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【コメント】「ミドルシュートは枠に飛びます」自主トレ中の高橋秀人、新シーズンへの決意[2,330文字](2014/01/15)

笑顔の高橋秀人

笑顔の高橋秀人

シュートを止める圍謙太朗

シュートを止める圍謙太朗

ギャラリーは鳥

ギャラリーは鳥

 

 

誰かが自主トレーニングに励んでいないかと小平グランドに行ったところ、高橋秀人、圍謙太朗の両選手が、コーチングスタッフとともにボール廻しに勤しんでいた。
25回パスをつなげばクリアとなるゲームだが、決してかんたんではない。25回成功したのはただの一度だった。

始動を間近に控え、ボールタッチの感触を確かめたふたり。圍はその後、ゴールマウスに立ち、セービングの練習。高橋は篠田善之コーチと対面のパス交換をおこなった。

よい汗をかいてクラブハウスへと姿をあらわした高橋が、近況、そして新しいシーズンに向けた決意を語ってくれた。

──なかなかボール廻しで25回は廻らないですね。
「廻らないまわらない。ほんとうにガチで廻そうとしたせいもあるけれど、いろいろと駆け引きもあって。自分がやりたい方向、たとえば苦手なところや、相手の逆をとることを意識すると、自ずと失敗が多くなるから。
25(回)廻すことは大事だけど、25廻すだけではなく、プラス何を自分が得ようとしているのか。シノさん(篠田善之コーチ)も、ぎりぎりまで喰いつかせておいて相手の逆にパスをしたり。順目に廻したほうがいいけど、あえて逆目に廻したほうがその次の2、3、4が廻りやすくなるとか。きょうはそういうことをみんなが意識してやっていました」

──ことしはオフの期間が短かったことで、かえって休みに集中でき、充実した内容の濃い休暇になったようですが。
「年始からプライベートで石垣島に行ったあと、沖縄で自主トレをしてきました。大宮アルディージャの上田康太くん、ヴァンフォーレ甲府に加入する稲垣祥(日本体育大学)くんのほか、ロンドンオリンピック柔道銅メダリストの西山将士くん、ゴルファー、ジョッキーと、サッカーだけでなく様々な分野のアスリートが集まり、眠っていたからだを起こす、山登りやハイキングを中心に。サッカーをやる前の、一般的なからだの動かし方をした感じです。もちろん一部、専門的な筋トレやストレッチもしましたけれども」

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