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森重真人、加賀健一、米本拓司、太田宏介、渡邉千真、三田啓貴、林容平、平松大志、平山相太、吉本一謙、ランコ ポポヴィッチ監督【コメントアーカイヴス】トレーニングマッチ FC東京対川崎フロンターレ_第2報(11/03)[6,748文字](2013/11/04)

練習試合対川崎フロンターレ戦では、故障で長期離脱をしていた平松大志(コンディションが天皇杯の準決勝、決勝に合いそうだとは本人の弁)、吉本一謙が揃って元気にプレーしていたことも収穫だった。そのふたりを含め、10人の選手とランコ ポポヴィッチ監督の談話をお届けする。

◯森重真人の談話

──(30分×2本で)無失点に抑えた守備の手応えは。
「ある程度しっかりできた。守備に関しては中を締めてやられないということができたので、次のセレッソ戦でも同じように中を締めて守るということを意識しないといけない。いいシミュレーションになったかなと思います」

──フロンターレにしてもドリブルで仕掛けてくる個人技が巧い選手の多いチームですが、中を締めればやられないという手応えは掴めた?
「そうですね、相手は中、中に来たがる。まず自分らは中を締めてサイドに出させて勝負するかたちで、そうしたほうが守備がしやすい。サイドに行ったときの守備はもうちょっとやらないといけないですけれど、基本的には中を締めてサイドで勝負というところでいいのかなと思います」

──ボランチにヒョンスが入ってコミュニケーションやバランスなどは。
「ヒョンスはヒョンスでよさがあります。ディフェンスラインに入ってのカバーを意識高くやってくれている。自分がサイドに引っ張られたときは中に落ちてくれますし、そういう守備の意識にはいいものを持っているなと。ヒョンスが入ったときにはヒョンスのよさを出していけばいい。それをチーム全体がわかってあげて、共有することが大事かなと思います」

──攻撃面での課題は。
「シュートのところを決めることができていれば、というのは甲府戦のときから。それですね」

◯加賀健一の談話

──圧される時間が多かったですが無失点に抑えました。
「そうですね、最後のところで失点しなければいいという考え方で。フロンターレも巧いのでウチがすべての時間帯で主導権を握れるわけでもないと思いますし、しっかりとした守備をしながら耐える時間は必要だと思います。
60分でしたけれども、そのなかでウチもチャンスをつくり、お互いに決めきれなかったという展開でした。相手もからだを張り、ウチも最後のところはやらせない(という姿勢の守備)で、結果的にゼロに抑えた。
甲府戦で課題だった点を決めるというところは、きょうの60分間のなかでは(解決できず)入りませんでしたけれども、そういったところをやっていければいいかなと思います」

──セレッソ戦に向けてはいいシミュレーションになりましたか。
「そうですね、攻撃に関してはフロンターレの破壊力はセレッソと同等以上。セレッソに対しても同じ戦い方をしてまずは失点しなければ、先に点を獲ってくれれば勝てると思う。まずは失点ゼロでやっていければいいかなと思います」

──個人技が巧い相手にも慌てることなくできた。
「まあ、練習試合なので相手もそんなにハードに攻めに来ていないという面もあります。しかし(だからこそ)そのなかで60分間でしたけれども抑えたということは大事です。(点を与えてはいけないとは)ディフェンスをやりながら感じていましたし、みんなわかって集中していた。つづけてやっていきたいです」

○米本拓司の談話

──チャン ヒョンスとのコンビで攻撃的なプレーが多くなったと思いますがどんな感触がありますか。
「誰が試合に出ても自分の役割は変わらない。ヒョンスと組んだときに自分が攻撃的になるのは必然ということもありますけれども、そのときにどこまでやれるか、ここでまた自分が巧くなれたらいいと思います」

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