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【今週の小平/天皇杯前日Report】塩田仁史、米本拓司、河野広貴、ランコ ポポヴィッチ監督/天皇杯三回戦対千葉戦前日(2013/10/12)[2,580文字]

◆Report 

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12日、小平での午前練習を終えたFC東京は遠征地に向けて出発した。
東京にとって天皇杯二戦めとなる三回戦は相手であるジェフユナイテッド千葉のホーム、フクダ電子アリーナに乗り込んでのアウエーゲーム。19時からのナイトゲームという条件は、最高気温が25度くらいに達しそうなあす13日の天気からすれば、両チームにとって好都合だろう。

肌を焼くような西日が照りつける、遮蔽物のない小平グランド。長時間にわたるミーティングのあと、ピッチに姿をあらわした東京イレヴンは、アップを兼ねたボール廻しとハーフコートの紅白戦を終えるとセットプレーの練習に多くの時間を費やした。
高い気温で集中力を保つことが難しいなか、最後は太田宏介が直接フリーキックを決めて全体メニューは終了──と思いきや、クロスボールに選手全員で飛び込む練習が始まった。
あまりに人数が多すぎて「誰かがさわるだろう」と思っているせいか、最初のほうはゴール前を素通りしてしまうこともしばしば。一回シュートを決めたかと思ったらそれで喜んでしまい、二点めがつづかなかったり……しかし、慣れてきたところで立てつづけにゴールを決め、最後はネマニャ ヴチチェヴィッチがヘディングで決めて三連続ゴールと、リズムがよくなったところで練習終了。よい感触を携えてアウエー千葉へと赴くことができた。

この練習の狙いについてランコ ポポヴィッチ監督は次のように語っている。
「集中力のところを見たい。周りに人がたくさんいるなかで、人に任せず自分がやるという意味での集中力も持たないといけないですし。シュートを撃つのか、パスを出すのかという状況判断のところもそうです。今回初めてやりましたけれども、これからやっていく回数は増えるかもしれません」

メンバーについてはまだ確定していない部分がある。ディフェンスラインと右サイドハーフだ。今週は複数の選手が試されているが、ディフェンスラインは徳永悠平、加賀健一、高橋秀人、太田宏介のままなのか、そうではないのか。また右サイドハーフは三田啓貴なのか、それとも河野広貴なのか。

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