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三田啓貴、母校に貫禄示すも100メートル×5本の罰走を命じられる【レポート/コメント】練習試合_FC東京対明治大学(06/26)[4,085文字](2013/06/27)

ライター藤原さんより贈られた誕生日プレゼントのフルーツケーキの箱を慎重に開けるランコ ポポヴィッチ監督

ライター藤原さんより贈られた誕生日プレゼントのフルーツケーキの箱を慎重に開けるランコ ポポヴィッチ監督

うれしそう

うれしそう

にっこりのポポさん

にっこりのポポさん

 

明治大学の小川大貴と競り合う三田啓貴

明治大学の小川大貴と競り合う三田啓貴

 

4-0になるPKを狙う渡邉千真

4-0になるPKを狙う渡邉千真

カズマがPKを蹴った瞬間

カズマがPKを蹴った瞬間

※有料部分にも画像あり

6月26日、FC東京は小平グランドにて明治大学と45分×3本の練習試合をおこなった。卒業生の三田啓貴によるとこの日の明治大学はほぼベストメンバー。和泉竜司(市立船橋高校出身)と、FC東京の新潟県十日町キャンプに参加した室屋成(青森山田高校出身)が不在であることを除けば、「アミノバイタル」カップ決勝とほぼ変わらないチームが小平にやってきた(ゴールキーパーが八谷惇希(清水エスパルスユース出身)、フィールドプレーヤーが小川大貴(ジュビロ磐田ユース出身)、岩田拓也(FC東京U-18出身)、大武弘直(広島皆実高校出身)、高橋諒(国見高校出身)、梅内和麿(FC東京U-18出身)、渡辺裕紀(矢板中央高校出身)、石原幸治(市立船橋高校出身)、矢田旭(名古屋グランパスユース出身)、矢島倫太郎(浦和レッズユース出身)、山越康平(矢板中央高校出身)、差波優人(青森山田高校出身)、伊池翼(横浜F・マリノスユース出身)……といった面々)。

涼しい気候、多量の雨、元気のいい大学生の激しいディフェンスという条件は22日の新潟県十日町キャンプ最終日の練習試合と同様。しかし疲労回復後であるせいか、内容はこの26日の対明治大学戦のほうが上だった。
明治大学のプレッシングに苦しみながらも優勢を保ち、1本めは2-0。四日前の対日本体育大学戦では35分以降完全にペースを相手に掌握されていたが、この日は序盤の5分に渡邉千真のゴールで先制したあとも焦らずじっくりとプレー、終盤の44分に明治大学OBの三田啓貴が追加点を決め、いい試合運びを見せた。

1本めの先発メンバーがピッチにいたのは2本めの25分(公式記録上26分)まで。渡邉が得点したところできりよくメンバー交替となった。
三田は先制点をアシスト、2点めは自らゴールし、1ゴール1アシストの結果を残し、明治大学の後輩たちに貫禄を示したが、得点機の判断ミスでランコ ポポヴィッチ監督に激しく怒られた。命じられた罰走は100メートル×5本だったという。
「結果を残したことはよかったと思いますけれども、それプラス、ポポさんの評価を得ないと試合に使ってもらえない」と、三田は反省の弁。
ポポヴィッチ監督は「1ゴール1アシスト以外の決定機まで決めないと結果とは言えません」と、おかんむりだった。

後半のメンバーは2本めの残り時間で1点を獲ったが3本めは0-1と得点できず、トータル5-1で試合を終えた。

(残り 3221文字/全文: 4759文字)

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