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長谷川健太監督も高く評価。開幕戦ゴールの東慶悟、攻撃改善のカギとなるか【J1第2節直前】

攻守に貢献度の高い東慶悟。長谷川健太監督のもと、ロンドン五輪10番の称号にふさわしい能力が開花しつつある。

守備の安定感が増したことを認めるいっぽう、攻撃の不足を実感する声が多かったJ1第1節の試合後。その改善とベガルタ仙台対策に取り組んできた今週のトレーニングが、どのように第2節に反映されるのか。今シーズン初の得点者となった東慶悟を、長谷川健太監督はまず「失点の危険がありそうなシーンに戻っている回数は(東)慶悟がいちばん多かった」と評価しつつ、「ああいう感じに飛び出していって、微妙な得点になりましたけれども、点を獲ったということで将来を嘱望された能力の高い選手だとあらためて認識しました」。攻撃面でも賞賛した。
プレッシャーをかけ、中に絞り、後方に戻る守備。ボールを収め、パスを出し、ウラに走り込みシュートを決める攻撃。反対サイドの大森晃太郎とともにサイドハーフを務める東がこのチームのキープレーヤーとなるのはあきらかだ。

開幕戦では浦和レッズのプレッシングにより、前線の高い位置でボールを保持する頻度が少なく、押し上げる時間をつくってサイドの奥深くに攻め込み、そこをサイドバックやサイドハーフが用いる機会があまりなかった。長谷川監督は前めの選手たちには「それぞれ武器がある」と言うが、開幕戦でも実践できていた髙萩洋次郎の中央でのスルーパスをうまく活用すると同時に、サイドからのシンプルなクロスを増やすなど、第2節では攻撃のヴァリエーションを増やして仙台の守備を攻略したいところだ。

東は改善のための具体策をこう抽出する。

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