「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【マッチレポート】J2-18[H] いわきFC戦『苦難のプロセスにおける収穫』(23.5.29)

2023年5月28日(日)
J2第18節 東京ヴェルディ vs いわきFC
14:03キックオフ 味の素スタジアム
[入場者数]6,877人 [天候]晴、弱風、気温26.1℃、湿度31%

東京V 0‐0 いわき
前半:0‐0
後半:0‐0
[得点]
なし
※A=アシスト、及び今季の通算数。東京Vのみカウント。

●東京Vスターティングメンバー
GK1   マテウス
DF6   宮原和也
DF16 山越康平
DF2   深澤大輝(87分 千田)
DF26 加藤蓮(87分 奈良輪)
MF18 バスケス・バイロン
MF29 河村慶人(57分 阪野)
MF7   森田晃樹
MF25 稲見哲行
MF20 北島祐二(57分 M・エンゲルス)
FW27 山田剛綺(71分 佐川)
(ベンチメンバー:GK41飯田雅浩。DF15千田海人、24奈良輪雄太。MF17加藤弘堅。FW11阪野豊史、14マリオ・エンゲルス、30佐川洸介)

監督 城福浩

試合データなど(東京ヴェルデ オフィシャルサイト)

■最後の砦、マテウスの大仕事

有田稜がつけた助走の緩急に、マテウスは惑わされなかった。蹴る寸前までモーションを見極め、シュートに反応して左にジャンプ。ボールをはじき出し、ポストを殴りつけるマテウスに、チームメイトがわっと抱きつく。

「対戦相手のPKの分析はしていましたね。ただし、自分が持っていたのはほかの選手のデータで、キッカーの彼については何も情報がありませんでした。試合で起こることは日々の練習の成果」(マテウス)

68分、いわきFCはリードを奪う最大のチャンスを逸し、東京ヴェルディはマテウスの好守により危機を脱した。加入4年目のシーズン、昨季の途中から安定して高いパフォーマンスを見せてきたが、今季の勝負どころにおけるシュートストップは際立っている。

(残り 1930文字/全文: 2650文字)

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