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「プロに必要な基礎技術やサッカー本来の楽しさを伝授!髙岸憲伸選手が『憲伸フットボールアカデミー supported by AUTOBACS』を開催」【HHレポート】※無料記事

【写真 米村優子】

髙岸憲伸選手が小中学生対象のサッカー教室「憲伸フットボールアカデミー supported by AUTOBACS」を11月26日、城里町「アツマーレ」で開催しました。
プロのテクニックを学びながら成長するチャンスを与える「プロスキルチャレンジ」に9名、サッカーの楽しさを学ぶ「キッズフットボールアドベンチャー」に14名が参加しました。

【写真 米村優子】

これは髙岸選手がオフィシャルパートナー・株式会社オートバックス東日本販売茨城カンパニーのサポートによって自ら企画したサッカー教室。
昨年まで在籍していた森勇人選手(現・カマタマーレ讃岐)の「YUTO SEAT」の活動に刺激を受け、プロを目指す子に基礎技術を、そして地域の子どもたちにサッカー本来の楽しさを伝えたいとの想いで実現したものです。

【写真 米村優子】

「プロスキルチャレンジ」では止める・蹴る・運ぶの基礎技術を、髙岸選手が撮影・編集した映像をもとに座学で学び、ピッチで実践練習をする内容となりました。
まず座学では、常に小指の付け根でボールを触れることの重要性を強調。
髙岸選手はこのトレーニングを毎日1500回もしていた事を明かし、小中学校の先輩で日本代表・三笘薫選手のプレー動画を交えて実戦での活用方法を解説しました。
参加者は瞬時に前後左右どこでも蹴られるポイントを熱心に書き記していました。

【写真 米村優子】

ピッチに移動すると、髙岸選手がデモンストレーションを実施。
精度の高いパスを見せながら、「受け手が取りやすいように、ボールの柄が見えるぐらい無回転で渡そう」など、一本のパスへのこだわりや意識する点を繰り返し伝えていました。
参加者はキックの力加減やミートする位置に最初は悪戦苦闘していましたが、次第にコツを掴んでいく姿が見られました。
その後、女子サッカークラブ「QOL水戸シルエラ」の選手も加わったミニゲームが行われ、髙岸選手は「小指の付け根!」と何度も指摘。
子ども達は攻守が激しく入れ替わる中、正確なパスを出すチャレンジを続けていました。

【写真 米村優子】

質疑応答のコーナーでは、「小学生の頃からサッカーに対する気持ちはどう変化しましたか?」「試合中によく使うフェイントは?」「ボールを受ける時はどんなことを考えていますか?」「プレッシャーをかける時に意識していることは?」など、プロを目指す子ども達ならではの具体的な質問が寄せられ、髙岸選手が一人ひとりに対して真摯に応えていました。
そして、「本気で基礎の基礎をやって欲しいです。幼少の頃からそのことを知識として入れておくだけで全然変わってくると思います。そして、好きなことをいっぱいやって欲しい。サッカーだけでなく、勉強もやること。自分で考えて、調べる、理解して、解決する。周囲に何を言われても、自分を突き通すことが大事です」と力強く語ると、参加者は真剣な表情で耳を傾けている様子でした。

【写真 米村優子】

「プロスキルチャレンジ」に参加した小林凌久さん(佐和ワークショップFC・中学1年)は「将来はJリーガーになりたいので、滅多にない現役プロの指導を受けたいと思って申し込みました。FWとしてシュートのための押し出すキックを磨くことが必要だと感じました。髙岸選手のように毎日トラップと止める・蹴るの練習をしていきたいです。プロの言葉はすごく重みがあって響きました。絶対に上手くなれる気がしています」と笑顔で語っていました。

【写真 米村優子】

小学3~6年生対象の「キッズフットボールアドベンチャー」では、黒石貴哉選手、柳町魁耀選手、永長鷹虎選手も参加しました。
基礎的なドリブル・パス・シュートをした後、プロと子どもたちが入り混じって、元気にボールを追いかけるミニゲームを実施。
ゴールが決まるたびに大きな歓声や笑い声が上がり、サッカーを満喫していました。

【写真 米村優子】

最後に髙岸選手が製作したオリジナルTシャツ、サイン入りのスパイクやボールが抽選でプレゼントされ、充実の内容に満足した表情を見せていた参加者ら。
髙岸選手の懸命な指導によって、サッカーがより上手く、より好きになる一日となったことでしょう!

【写真 米村優子】

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