デイリーホーリーホック

J2第21節ツエーゲン金沢戦 「リーグ3連勝へ、求められる継続とさらなる進化。そして、新たに2名が加わったことによる“化学反応”にも期待」【プレビュー】

【写真 水戸ホーリーホック】

「正しい競争」こそ水戸のチーム作りの原点

前節千葉戦は4対1の快勝をおさめた。「積み上げてきたことが花開いたゲームだった」と濱崎芳己監督が手ごたえを口にしたように、これまで苦しみ続けてきた中で“微修正”を繰り返して、攻守のバランスの最適解を見つけ出した希望を感じさせた試合となった。

「サイドバック問題」の解消や松田佳大の復帰により、守備が安定。そして、いい攻撃を繰り出せるようになるという好循環が生まれた。
「1点目も2点目、3点目もですけれど、自分たちが狙った思い描いた通りのプレーで相手を崩して得点が決められたのは、本当に大きいと思います。再現性のある攻撃ができたのが良かった」
前田椋介が言うように、狙いとする攻撃から複数得点を奪えたことはチームにとって大きな自信となったことだろう。これまで挙げた5つの勝利はいずれも粘り強い守備で拮抗した展開に持ち込んだ中で接戦をモノにしたものだった。だからこそ、「いい守備」と「いい攻撃」を合致させてつかんだ前節の勝利はチームとしての進化を証明するものと言える。

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