新里涼選手インタビュー②「キャプテンとして、最初はチームがどうなったら良くなるかを考えていたけど、どうしたら勝てるかを常に考えるようになった」【インタビュー】
○キャプテンとしての振り返り
Q.今季チームキャプテンを務めました。重役を担った一年はいかがでしたか?
「最終戦のセレモニーでも言ったように、人生で初めてのキャプテンだったので、理想像とか、こうなりたいというイメージはあったんですけど、やっぱりそううまくいかないですし、30人を全員束ねるっていうことに意識を向けすぎると、なかなか自分自身のプレーに集中できなかったなと思います。そこをうまくいい意味で考えすぎずプレーできるようになってから、調子も戻ってきていた。あと、伝えるタイミングや伝え方に関しては、まだまだいろいろ経験していきたいなとは思います。水戸で来年もプレーすることになって継続してやることになっても、他のチームに行っても、キャプテンじゃなくても、伝え合う、コミュニケーションをとることの大事さを非常に感じた一年でした。開幕4戦勝ちなしの後や7戦勝ちなしの後に選手ミーティングを開いたことは、(本間)幸司さんにもシーズンが終わった後に言われたのですが、『助かった』と言われました。自分自身このままじゃよくないっていうのを感じられたし、そういう感じる力は養えたのではないかと思っています。ミーティングをやるときにも、選手たちは『なんでミーティングするの?』みたいな感じだった。そういう選手たちはまだまだ気付かなきゃいけないことも多いですし、若い選手が多い水戸ホーリーホックの選手は、そういう選手が多い。そんなチームで1年間キャプテンができたっていうのは、素晴らしい経験をさせてもらったなと感じています」
Q.一番苦しかった時期は、やはりキャプテンに成り立ての序盤でしょうか?
(残り 3833文字/全文: 4605文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ