J2第37節ギラヴァンツ北九州戦　「『水戸の良さを消す』ことに専念してきた北九州のゴールをこじ開けられず。無念のスコアレスドロー」【レビュー】

2021年11月05日 6時01分　
カテゴリ： レビュー • 試合情報
タグ : pickup • 水戸ホーリーホック

【写真　水戸ホーリーホック】

水戸の勢いを出させないことをまっとう

前節、北九州は残留争いを競う相模原相手に終了間際の失点で痛恨の逆転負けを喫していただけに今節敗戦するようならば、立て直しはかなり困難になることだっただろう。だからこそ、小林伸二監督はこれまでのスタイルをかなぐり捨てて、「水戸の良さを消す」ことに専念して最低でも勝ち点1を手にしようとしてきた。

水戸の最大の強みであるハイプレスを回避するために低い位置でボールを動かして、水戸が守備のスイッチを入れたタイミングでロングボールを蹴り込んできた。そして、自陣でブロックを組むことによって、水戸の攻撃の前進を阻んだ。

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