デイリーホーリーホック

【HHレポート】「クラブ初、パートナー企業を招いて『感謝会』を開催! 70社130名とビジョンと夢を共有」(2017/12/6)※無料記事

【写真 佐藤拓也】

専用スタジアム建設についても言及

11月29日、水戸市のホテル「テラス・ザ・ガーデン」において、水戸ホーリーホックがスポンサーであるパートナー企業を招いて「水戸ホーリーホック 2017感謝会」を開催しました。毎年シーズン前にパートナー企業や関係者、サポーターなどに集まってもらう「葵会」を開催していますが、今回のイベントはパートナー企業を招いて1年間の感謝の報告をする場としてはじめて開催されました。70社130名もの方が参加。終始会場は盛り上がりを見せていました。

【写真 佐藤拓也】

会場では参加者が座る各円卓に2人ずつ選手が座り、日頃あまり接することのないパートナー企業の代表者に直接感謝の思いを伝えるとともに、会話を楽しみながら親交を深めていました。

【写真 佐藤拓也】

会がはじまるとともに会場前に設置されたスクリーンに今シーズンホーム最終戦前に選手たちが見たというモチベーションビデオが映し出され、1年間の熱い戦いを振り返りました。その後、沼田邦郎社長が壇上に立ち、今シーズンの感謝の言葉を述べ、続けて、シーズンの総括を語りました。来季のライセンス問題や新たな練習場やクラブハウスについての説明があり、また、今後のビジョンについても語られました。

【写真 佐藤拓也】

そして、その後には「夢」として専用スタジアムの建設についても言及。「なんとしても専用スタジアムを作りたい。2020年の東京オリンピック開催もあり、スポーツ界もそういう考えを持つようになっている。これから夢を求め続けていきたい」と参加者に熱く訴えかけていました。「大事なのはパートナー企業の方々とビジョンや夢を共有すること。この会はそれを行う場でもありました」と沼田社長。クラブを支えてくれる方々と同じ歩調で前進していく。その新たな一歩を踏み出す場となったようです。

【写真 佐藤拓也】

発展のために必要なのは人と財力

沼田社長の話が終わると、西ヶ谷隆之監督と副キャプテン細川淳矢選手の挨拶、本間幸司選手による乾杯の音頭。食事・歓談タイムを挟み、その後に希望するスポンサー企業が持ち時間1分間で自社をPRする「企業PRタイム」へ。17社が順番に壇上に上がって、それぞれ趣向を凝らしたPRを行い、場を盛り上げてくれました。

【写真 佐藤拓也】

それから記念写真撮影タイムへ。壇上に立つ選手たちの前に設置された座席にテーブルごと順番に企業の方々が座り、撮影を行いました。それからクラブスタッフの紹介が行われ、最後に中締めとして萩原武久顧問が挨拶の言葉を述べました。「我々はJリーグの中では小さなクラブですが、地域貢献や社会貢献など取り組んでいることはビッグクラブに負けていません。やっと水戸ホーリーホックはイノベーションを起こせる力をつけることができました。来年は新たなスタートとなります」と語ると、会場から大きな拍手が起きました。そして、「発展のために必要なのは人。そして財力」と続け、「ご支援をいただいているみなさまに心より御礼を申し上げます」と頭を下げて、締めくくりました。

【写真 佐藤拓也】

クラブとして初の試みとなった同イベントを開催について、沼田社長は「日頃からご支援をいただいているパートナー企業のみなさまに感謝の場を設けたいと以前から思っており、やっと開催することができました。先ほど夢について語りましたが、我々が発展していくためにも支えてくれているみなさんと夢とビジョンを共有しないといけない。そういう場を作りたかったという思いがありました。また、我々だけでなく、パートナー企業同士の交流が持てる場を作りたかったという思いもありました。水戸ホーリーホックをきっかけに様々な人がつながってもらいたいと思っています」と語りました。スポンサーのサポートなくして、プロスポーツの発展はありません。パートナー企業とさらに絆を深め、夢に向かって前進していってもらいたいと思います。

【写真 佐藤拓也】

(佐藤拓也)

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