【レビュー】J2第24節愛媛FC戦「“諦め”が生んだこう着。だが、勝負は諦めずに劇的な同点弾」(2012/7/16)
諦めざるを得なかったサイド攻撃
両チームの“諦め”が試合をこう着させた。
愛媛は前線のターゲットマンである有田光希をけがで欠いたことに加え、中盤の司令塔トミッチが出場停止という状況。「パスをつなげる選手がいなかった」(バルバリッチ監督)ことで前線にスピードのある選手を並べて、シンプルにDF裏にボールを入れる攻撃を選択してきた。いつものポゼッションサッカーを“諦め”ざるを得なかったようだ。水戸は「前線からプレスに行こうとした」(小澤司)ものの、愛媛にロングボールを蹴られてしまい、プレスがはまらず、「いい守備からいい攻撃という狙いができなかった」(小澤)。
(残り 2167文字/全文: 2444文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ