デイリーホーリーホック

J2第36節V・ファーレン長崎戦 「高レベルの攻防が繰り広げられた中で浮かび上がった『当たり前のことを当たり前にできる』コントラスト」【レビュー】

【写真 水戸ホーリーホック】

前半は終始水戸ペースだった

現在4位の長崎だが、松田浩監督就任後は14勝6分4敗と1試合平均勝ち点2.00ペースで積み上げてきている。1位磐田が2.13、2位京都が2.08ということを考えると、ほぼ“昇格ペース”と言っていい。それだけの力を持つチームとの対戦であった。

「90分全体で見れば、十分渡り合っていましたし、面白いゲームはできた」と秋葉忠宏監督が振り返ったように、水戸のよさを十分に発揮することはできていた。試合開始から激しくハイプレスをかけて、長崎の攻撃の前進を阻み、長崎陣内に押し込みながら試合を進めることに成功した。

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