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【無料記事】四方田修平監督「諦めずに自分たちが持っているものを出し尽くす。それをピッチで示さないといけない」……J1最終節・鹿島戦(A) 試合前日コメント

 

J1リーグ最終節・鹿島戦を翌日に控え、四方田修平監督がオンラインによる試合前会見に応じました。話題がとっちらからないように順番を入れ替えているところもありますが、ほぼ全文を紹介します。

※質問者の所属(質問順)
(A)……スポーツ報知
(B)……ハマプレ

 

■四方田 修平監督

──今季最後の試合を前に、あらためて選手たちに伝えたことは?(A)

「まだ可能性がある中で、諦めずに自分たちが持っているものを出し尽くして、そこをピッチで示さないといけないということを伝えました」

 

──あくまで勝利を目指して、今年最高のメンバーで試合を望むという考えでよろしいでしょうか?(A)

「はい、もちろんです。ベストを尽くすメンバーで考えています」

──明日の相手、鹿島の印象を教えてください。(B)

「個々の能力が高くて非常にフィジカルの強い選手が多い。ベースはチーム全体で堅く守るところですが、今年は攻撃に、自分たちからしっかりボールを握って攻めていこうというトライも非常に感じるチームで、上位だけあって非常に力のあるチームだと考えています」

 

──鹿島はこのところ6試合勝ちなしと調子を落としているように見えますが、そこはどう分析されていますか?(B)

「確かに歯車が合っていない部分はありますが、勝てない中でも良いゲームをしている試合もあれば、負けたゲームでも時間帯によっては非常に上手くいっている時間もあります。やはり非常に力のあるチームだと思って、気を引き締めて戦わないといけないことは間違いないと思います」

──ユーリ・ララ選手が出場停止になりますが、ユーリ選手がいない中でどうやって鹿島の攻撃を受け止めるか、どういった練習をされていたでしょうか?(A)

「ここまでトレーニングをユーリだけでやってきたわけではないですし、公式戦も彼がいない試合も前半戦を中心にありました。ユーリがどこかで出場停止になる可能性があるというのは頭にありましたし、特別この1週間何かをしたというわけではなく、そこは代わりに入る選手がしっかりやってくれると思っています」

 

──残留するためには点を取って勝たなければいけない、それも大量得点が必要になりますが、鹿島のディフェンスに対してどう攻めていこうとイメージしていますか?(A)

「得点を奪えるチャンスでは思いきってゴール前に入ってくる人数を増やさないといけないと思っています。そこは勇気を持って、(チャンスだと)感じて出ていくことが必要だと思います」

──伊藤翔選手にこのあと取材対応していただきますが、明日の試合で彼に期待するところを教えてください。(B)

「ポジション的に考えて、もちろんゴールにつながるプレーです。彼は個でだけではなくて、しっかりとグループの力を生かしながらチャンスを作ったり、自分が点取ったりできるFWです。彼が出ることで彼にも活躍してほしいし、周りも生きてくる。それは攻撃だけではなくて、守備に関しての理解力も非常に高い選手なので、攻撃と守備の両方を含めて前線でチームを引っ張ってもらいたいと期待しています」

 

──この苦しいシーズンに、ベテランの彼がチームに与えていた影響はどう感じていましたか?(B)

「年齢や実績を見ても非常に影響力が強い選手ですし、良いことは良い、悪いことは悪いというのをはっきり言える選手です。本当にベテランで実績のある選手として、非常にチームに良い影響を与えてくれる選手だと評価しています」

 

──まだ1試合残っていて残留も降格も決まっていませんが、今季を振り返って、良い意味で、悪い意味で、それぞれターニングポイントになった試合や出来事は?(B)

「1試合を残した中で全体を振り返るのはちょっと早いのかなと思いますが、一つは第11節・新潟戦で戦い方とフォーメーションを変えたことです。あと、ほかにも細かい部分はたくさんあったと思っています」

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