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初勝利の手応えを『バルサ化』卒業の首位にぶつける……2023シーズンJ1第12節・神戸戦(A)プレビュー

 

■今節の相手:ヴィッセル神戸

▼基本情報

【横浜FC】
18位/勝点6/1勝3分7敗/得点9/失点27
主な得点者:小川航基(5)、ンドカ・ボニフェイス(1)、近藤友喜(1)、ユーリ・ララ(1)
主なアシスト:カプリーニ(2)、近藤友喜(2)、長谷川竜也(1)

【神戸】
1位/勝点23/7勝2分2敗/得点23/失点8
主な得点者:大迫勇也(7)、武藤嘉紀(3)、汰木康也(3)、佐々木大樹(3)、山口蛍(2)、ほか
主なアシスト:武藤嘉紀(5)、汰木康也(2)、初瀬亮(2)、大迫勇也(1)、山口蛍(1)、ほか
昨季の成績:13位

 

▼前節の神戸は……

アウェイで名古屋との首位決戦に2-2のドロー。立ち上がりからロングボールで名古屋を押し込んで試合を進め、11分に大迫勇也の今季7ゴール目で先制し、後半60分に追加点。しかしここでペースを落とすと名古屋の攻勢を受け、73分に1点を返されると、ホームの名古屋の勢いに耐えきれず90+8分のラストプレーで失点。90+6分に齊藤未月を退場で失ったのも痛かった。勝点1を積み、首位には立っているものの、2位に浮上してきた横浜F・マリノスに勝点2差と迫られた。

昨季は開幕から12試合勝ちなし(4分8敗)と最悪のスタート。6月末、第18節を終えてミゲル・アンヘル・ロティーナ監督を解任し、吉田孝行監督が強化部スタッフから4回目の登板で残留に導いた。『バルサ化』を封印し、ロングボールを多用して強力な個の力を生かすダイナミックでインテンシティの高いサッカーに生まれ変わり、イニエスタの必要性は激減したものの、今季は第2節から首位を走り続けている。総得点23はリーグ最多、総失点8はリーグ2位タイ。

神戸と横浜FCとは今季、3/26にルヴァンカップ・グループステージ第2節で対戦。互いに大幅にターンオーバーして臨み、前半は0-0で折り返したが、後半開始から大迫勇也、武藤嘉紀、山口蛍の元日本代表トリオを投入した神戸が優勢に。横浜FCは終盤まで無失点で耐えたが、後半途中から出場したイニエスタの絶妙なパスで裏を取られ、汰木康也のクロスを大迫に決められて1-0の敗戦となった。

 

 

 

■初勝利の手応えを『バルサ化』卒業の首位にぶつける

▼新潟戦のようにはいかない

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