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【無料部分多め】小川慶治朗「神戸は首位で強いチームなのは分かっているけど、絶対にもう一回勝って勢いに乗らなければいけない」……J1第12節・神戸戦(A) 試合前日コメント

 

J1リーグ第12節・神戸戦を翌日に控え、小川慶治朗がオンラインによる試合前会見に応じました。話題がとっちらからないように順番を入れ替えているところもありますが、ほぼ全文を紹介します。

※質問者の所属(質問順)
(A)……スポーツ報知
(B)……ハマプレ
(C)……NHK
(D)……共同通信

 

■小川 慶治朗

――新潟戦では30回以上のスプリント数を記録しましたが、現在のコンディションは?(A)

「昨日くらいまでは少し疲れもありましたが、今はかなり疲れも抜けて良いハリ感があります。少しハリ感があったほうが良いコンディションで臨めるので、ベストな状態に持ってこれたと思います」

 

――前節の新潟戦で勝利して、チームの雰囲気はどうですか?(B)

「ようやくなので、ほっとしたという感じはあります。ただ、今は残留が第一の目標になっているので、気を抜かずに、神戸は首位で強いチームなのは分かっているけど、絶対にもう一回勝って勢いに乗らなければいけないという話はできています。浮かれることなく、明日の試合にみんな集中していると思います」

 

――ルヴァンカップに続いての古巣戦になりますが、あらためて神戸の印象は?(A)

「やるべきことがはっきりしていて、フィジカルも強いし、前線がそれぞれ特徴を出して強いチームという印象です。首位を走っているというのは、まとまってて戦えているし、状態も良いのかなと思います」

 

――神戸について、一時は『バルサ化』を目指していましたが、今はまったく違う路線になっています。そこは見ていてどう感じていますか?(B)

「そうですね(笑)。今のほうが生き生きしてるように見えます。自分自身、『バルサ化』のころはミスを恐れていたというか、『バルサだったらどういうふうに動くんかな?』とか考えすぎてプレーが上手くいってなかったところもありました。僕がいたころの選手でも、自信がないというか、サポートがなくてもつながなきゃいけない中で、『ミスをしたくない。でも(大きく)蹴ったらダメ』というので迷いながらやっていたと思うんですけど、今はシンプルにやってる印象です。もともと技術が高い選手たちなので、ロングボールを蹴っても良いボールを蹴れるし、前の選手も強いし、今はすごく生き生きしていると思います。『バルサ化』というかポゼッションを捨てたわけじゃないと思いますけど、『よりチャンスのために、選手の特徴を生かすためにどうしたらいいかを考えてプレーしている』と前の試合(ルヴァンカップ)では(神戸の選手が)言っていました。それが上手くいってると思うし、それぞれが特徴を出して生き生きしている印象があります」

 

――神戸のホームのノエビアスタジアムの芝生はハイブリッド芝で、順応するのに苦労するという話も聞きますが?(A)

「滑る選手が多い印象がありました。僕が神戸でプレーしていたときも、相手のチャンスで相手が滑って助かったことがあった。逆に、神戸が攻撃しているときに相手が滑ってチャンスにつなげることもあったので、ディフェンスラインを中心に『滑るから気をつけて』という話をしているし、スパイクの選び方も変わってくると思う。ただ僕がプレーしていたのは2、3年前なので、今はどういう状況になってるか分からないですけど、水を撒いたら必ず滑ると思うし、そういうところは注意しなければいけないと思います」

 

――今季ここまで自身のパフォーマンスを含めて振り返ると?(B)

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