【新加入速報】橋本健人、レノファ山口から期限付き移籍! 山口でのプレーぶりを番記者に聞いてみた
12月26日午前10時、レノファ山口から橋本健人の期限付き移籍での加入が発表された。
橋本は1999年12月生まれ。左利き。横浜FCのアカデミー育ちで、齋藤功佑の2年後輩、安永玲央の1年先輩にあたる。高校3年の春にはトップ昇格の可能性も伝えられていたが、チームで結果を残せず、負傷したこともあって昇格は見送られ、慶應大に進学した。大学1年時からレギュラーをつかみ、2年時には関東大学サッカーリーグ2部から1部への昇格に貢献。3年時の春に山口への2022年加入が内定し、特別指定選手として20年と21年でJ2リーグ戦に18試合出場していた。
晴れてプロ契約となった今季は35試合(うち先発33試合)に出場。攻撃的な左サイドバックとして2ゴール5アシストの結果を残した。魅力は何と言ってもその攻撃力で、高い位置を取ってチャンスを演出する。サイドハーフやインサイドハーフと絡んでパスワークでの崩しと突破、左足からGKとCBの間に巻いて通すアーリークロスは一級品。自らゴールを狙う意識も旺盛だ。第19節・横浜FCホームでの山口戦、1-0で迎えたアディショナルタイム、橋本にペナルティエリア内に切り込まれ、冷や汗を流したのを憶えているサポーターも多いだろう。ただ、この試合で後半に投入された山下諒也にさんざん裏のスペースを使われ、それが横浜FCの決勝ゴールにつながったように、守備意識の低さと強度不足は明確な弱点となっている。
▲第19節・横浜FCホームでの山口戦。試合後の橋本健人のコメントはこちら
以上が橋本健人の選手としての概略だが、山口ではどんな存在だったのか? さらに詳しいところを、サッカー専門紙『エルゴラッソ』山口担当の田辺久豊さんに聞いてみた。また、この記事の写真はすべて田辺さんから提供していただきました。ありがとうございます。
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