「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「FW陣では一番ゴールを決めたいと思っている」(富樫)・「無駄な試合はない」(榎本) 他 [鳥栖戦前コメント]

 

 

【試合に向けて】

エリク モンバエルツ 監督

「今シーズン、チームとしてのプレーは良くなっていると思う。よりプレースピードが上がっているし、効果的なコンビネーションができている。それによってチャンスが生まれ、遅攻のパフォーマンスも上がっている。選手がプレーの原則を理解し、それによって精度が上がっている。我々のチームは約半数が23歳以下の選手で占められている。彼らが成長しているし、これからも個人の力を高めてチームにとってプラスにしていかなければいけない。

(富樫について)ある期間は試合に出ていなかったが、まずフィジカル面が向上している。ガンバ戦を見てもフィジカル面で素晴らしいパフォーマンスを見せていた。そして(富樫)敬真は相手のペナルティエリア内でのクオリティを持っている。チャンスの少ない試合でも点を取ることができる。ただ課題もあって、マークを外す動きを見につけなければならない。あとは裏への動きをさらに向上させてほしいし、ヘディングシュートも向上しなければならない。でも私は彼の1年目のパフォーマンスに満足している」

 

MF 29 天野 純

「トップ下で試合に出るなら、相手ゴールに近い位置でゴールやアシストが求められる。ガンバ戦では自分が決定機を外して、そのあとチームが同点に追いつかれてしまった。責任を感じるし、試合に出ているからには結果を残さないと生き残っていけない。ただマチくん(中町)がけがをしたようなのでボランチかもしれない。今年はリーグ戦の甲府戦や、天皇杯の福島戦、ヴェルディ戦でボランチとして出場して経験を積んだ。そのときはあまりプレッシャーがなかったから問題なかったけど、相手が激しく来る中でも前にボールを運んでいきたい」

FW 17 富樫 敬真

「前節のガンバ戦では久しぶりの先発で結果を残すことができた。チームが勝っていないので満足はできないけど、最低限の仕事はできたと思っている。これで今シーズン5ゴール目なので(伊藤)翔くんに並んだ。FW陣では一番ゴールを決めたいと思っているので、ここからゴールを上乗せしていきたい。(齋藤)学くんの9ゴールはちょっと遠いけど、ボランチのマチくん(中町)は6ゴールなので、その数字は越えて存在感を見せたい」

 

下バナー

 

DF 13 小林 祐三

「今シーズンは1stステージの結果が良くなかった。前半戦が11位では上位進出は難しい。残り半分残っていると言っても、半分は終わっているわけだから挽回するのはかなり厳しい。個人的には、けがで試合に出られなかったというのは1試合もないし、そこに関しては『よくできました』をあげてもいいと思う。パフォーマンスが良かった試合もあった。ただ、それがチームの結果とリンクしないのは悔しい。残り試合は少ないけど、良いパフォーマンスを発揮して一つでも多く勝ちたい」

GK 1 榎本 哲也

「鳥栖は勝負どころでハイボールを使ってくるので、そこでの対応が鍵になる。豊田がヘディングを得意にしているのはみんな知っていること。チャレンジ&カバーの意識が大事だし、自分の守備範囲もポイントになる。リーグ戦では今年も結果を出せなくてサポーターに申し訳ない。でも残り試合を一つでも多く勝って、天皇杯につなげたい。無駄な試合はない」

FW 16 伊藤 翔

「けがはもう問題ない。ルヴァンカップ準決勝第2戦のガンバ戦で、ゴールを決める直前に痛めてしまった。もっと重傷かと思っていたので、早めに復帰できてよかった。でも少し離れていただけで本調子のときの感覚とは違っている。練習のリズムに慣れないといけない。どういった形で試合に絡むかわからないけど、出番が来たら全力でプレーするだけ。短い時間でもゴールが求められるし、リーグ戦終盤に結果を出して天皇杯につなげたい」

 

 

 

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ