「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

渡辺皓太が契約合意。マリノスの中軸として1年間過ごした自信が漲る。 トリコロールと渡辺皓太の蜜月は続く。

 

今オフの契約合意第1号は、押しも押されもせぬ中心選手に成長した中盤のダイナモだった。

 

 

渡辺皓太は充実の1年間を過ごしたに違いない。リーグ戦全34試合に出場し、そのうち32試合に先発。トータルのプレータイム2,724分は、全試合先発で2,855分のアンデルソン・ロペスに次ぐチーム2位の数字だから立派だ。

1月の宮崎キャンプ開始時点で「シーズンを通して高いレベルでコンスタントにプレーすることがテーマ。そのための体作りをやっていきたい」と力強く抱負を語っていた。以降、公式戦中心の日々が始まってからも週2~3回の筋力トレーニングと日々のメンテナンスを実直に行い、体がひと回り厚みを増した。

 

 

2つのゴールシーンも印象的だ。4月の神戸戦では鮮烈なミドルシュートを叩き込み、のちのチャンピオンチームを沈黙させた。8月のFC東京戦では、後半アディショナルタイムに地を這うロングシュートを突き刺し、ゴール裏へ一直線に走ってサポーターと歓喜を分かち合う。どちらもエモーショナルな瞬間だった。

 

 

足りなかったのはチームのタイトルだけ。リーグ優勝と連覇が達成されていれば、高い確率でベストイレブンに選出されていたのではないか。そう思わせるほどパフォーマンスに迫力と凄みが備わっていた。ただ上手い選手ではなく、高い強度で戦いながらチームを効果的に前方向へ進められる稀有な存在に進化した。

優秀選手のひとりとして参加したJリーグアウォーズ後は、静かに悔しさを滲ませていた。

 

ヨコエク

(残り 482文字/全文: 1149文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

tags: 渡辺皓太

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ