「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「何よりも勝ちたかった。どうなってもいいというか、自分のことはどうなってもよかった。チームが勝てれば何でもいいと思っていた」(角田涼太朗)他 [新潟戦後コメント]

 

[コメント]

DF 27 松原 健

「五分五分の感じはしているけど、決定機の数で言えば明らかにこちらのほうが多かった。相手にも決定機はあったけど、コースを切れていたからそこにしか狙えなかったというのもあったと思う。相手のGKが当たっていたと言えばそこまでだけど、もっと自分たちのサッカーをできたんじゃないかと思っている。奪ったあとの1本目のパスを自分含めてチーム全体が慌ててしまった。気持ちは乗っていたけど、乗り過ぎていたところがあって、勢いづくところと冷静にやるところを、もっと使い分けられたらよかった。自分たちのサッカーは縦に速く仕留めるのもひとつの特徴で、前の3人にプラスしてボランチが上がったり、サイドバックが中に入って、攻撃に厚みを持たせようとしたところで不用意なミスがあった。仕方ない部分もあるけど、もっと工夫できたんじゃないかと思う。

 

 

(引き分けという結果について)優勝する上では勝ちが必要だったけど、僕たちは何ひとつあきらめていない。次はACLに向けて気持ちを切り替えて、最後の京都戦はいつも以上に力が入る試合になるけど、力を入れるところと力を抜くところを共通認識として持てれば、勝ちに近づけると思う」

 

DF 33 角田 涼太朗

「本当に結果がすべてのゲームだった。その中で勝ち切ることができなかった。今日はそこに尽きるのかなと思う。攻め手もあったし、きちんとオーガナイズできていた中で点を取れなかった。今年はそういうゲームを何回も繰り返してしまっているので、それが最後の最後で出てしまったのが悔しい。去年の終盤、同じようなシチュエーションで、ホームで2連敗した時期もあって、その経験もあった中で、その時いた選手がもっとゲームをコントロールしなければいけなかった。ただ、誰ひとりあきらめている選手はいない。他力になったけど、リーグ戦はあと1試合、ACLはあと2試合残っている。今シーズンやってきたすべてを出せればいいかなと思う。

 

 

ヨコエク

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