「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

山東泰山戦で温存したアンデルソン・ロペスは先発濃厚。 ほしいのは公式戦連勝でしか手に入らない勢いだ [ルヴァン杯準決勝1st 浦和戦プレビュー]

 

山東泰山戦から中7日

リーグ戦、ACLと続いた戦いが一旦ブレイクに入り、次なる戦いはルヴァンカップとなる。

ステージは準決勝。タイトルが見え隠れしている状況だ。

水沼宏太は言う。

「あと2つ勝てば決勝。このチャンスはなかなかない。獲れるタイトルをすべて獲っていこうと始まったシーズン。ここまできたらチーム一丸となってやるしかない」

 

 

もう少しで勲章に手が届きそうな状況に、燃えないはずがない。

マリノスは9月頭から始まった中3~4日の8連戦を先日のACL山東泰山戦で終えた。別コンペティションとはいえ、その試合を勝って締めくくれたのはチームにとってポジティブ。長距離移動を含む過酷な戦いが報われ、疲労も最小限に感じられるだろう。

その試合から中7日で明日の1stレグに臨む。3連休でリフレッシュしたこともあり、公開された7日では雰囲気も上々だった。シーズン最終盤に入った状況で選手の疲労がゼロのわけもないが、直近の試合間隔で言えば問題はまったくない。

起用が難しいのは長期離脱中の小池龍太、小池裕太、畠中槙之輔の3選手と、ここへきて勤続疲労で違和感を訴えたエドゥアルド。そして先月末から別メニュー調整を続けている喜田拓也か。

 

 

喜田に関しては「順調に来ている」とケヴィン・マスカット監督。しかしながらルヴァンカップはU-21選手出場施策があるため山根陸の先発起用が確定的。充実ぶりを考えると渡辺皓太も外せない。不安を抱えている状態で背番号8が強行出場しなければいけない状況ではない。

 

 

あとはプレータイムを制限する形でメンバー入りさせるかどうか。難しい場合は山東泰山戦で先発した吉尾海夏がバックアッパーとして控える形が有力だ。

 

 

ヨコエク

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