直近のリーグ戦から大幅な先発変更が濃厚だ。 最大の注目はストライカーとトップ下の組み合わせ [ルヴァン杯4節 磐田戦プレビュー]
準レギュラーや若手に再びチャンスが
明日のルヴァンカップを終えると、中2日でヴィッセル神戸との一戦が控えている。現在、リーグ首位を走る好調チームとのアウェイゲームは絶対に落とせない。リーグ戦とカップ戦の比較やプライオリティという話ではなく、週末をにらみながらのマネジメントになるのは当然だ。
先々週のルヴァンカップ札幌戦では、直近のリーグ戦から先発を総入れ替えして臨んだ。おそらく明日のゲームもそれに近い状況になるだろう。現在の離脱選手は小池龍太、植中朝日、宮市亮の3選手のみ。3月末に負傷した松原健や少し前まで体調不良に悩まされていたエドゥアルド、ベテランの實藤友紀も試合出場が可能な状態になっている。
さらに昨日の練習では来季加入が内定している吉田真那斗の姿があった。大学側との連係次第ではあるものの、今後もシチュエーションが整えばチームに帯同していく方針。あえて鹿児島から呼んでいる状況を考えれば、明日のゲームでもメンバー18人に入る可能性が高い。
リーグ戦で控えに甘んじている選手にとっては重要なアピールの機会だ。先日の湘南ベルマーレ戦を参考にすると、上島拓巳や藤田譲瑠チマ、井上健太、ヤン・マテウスといった面々で、現状では準レギュラー扱いの選手たちがどんなパフォーマンスを見せてくれるか。
あるいはベテランの飯倉大樹にとっても貴重なプレー機会になるだろう。フィットしつつある一森純にさらなる刺激を与える意味でも、飯倉にかかる期待は大きい。
彼らだけでは11人を構成できないため、先々週と同じようにリーグ戦でメンバー入りできていない選手にもチャンスが訪れるだろう。「全員の力が必要だ」と繰り返すケヴィン・マスカット監督の用兵に注目が集まる。
大切なのは助け合いの精神
ストライカーとトップ下の組み合わせが悩ましい。
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