「絶対に自分が蹴ると決めていた」 迷いなく蹴ったPKがクロスバーに弾かれても井上健太が走り続ける理由とは
あの時、井上健太に迷いはなかった。
「PKに関しては全然、後悔していない」
自分自身で獲得したペナルティキックだった。
「あの状況で、もしPKをもらったら、絶対に自分が蹴ると決めていた」
右足を全力で振り抜くことも、ある程度決めていた。
「GKの動きを見るとかコースを狙うよりも、思いきり蹴ろうと思っていた」
強烈なシュートは無情にもクロスバーに弾かれ、思わず頭を抱えた。でも、すぐに顔を上げて走り出す。仲間にかけられた言葉もおかげでもある。
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