アジアの頂を目指す戦いが再び始まる ラウンド16のヴィッセル神戸戦は角田涼太朗が累積警告で出場停止 [ACLラウンド16展望]
13日に予定されていた湘南ベルマーレ戦が台風8号の影響で試合中止となった。興行面やそれにともなう準備を考えると、苦渋の決断だったに違いない。それでもスタジアムへの往路や復路も含めた観客の安全第一が最優先で、致し方ない決定だった。
チームとしてはルヴァンカップ準々決勝第2戦から中2日の強行軍を、予想できない形で回避することに。ケガ人も含めたコンディションだけを考えるならば“恵みの雨”と言えなくもない。今後、どこかで代替開催日が組まれる。両チームともすでにルヴァンカップと天皇杯で敗退していることから、スケジュールにある程度の余白がありそうだ。
気持ちを切り替え、次なる戦いの舞台は“アジア”。4月中旬から5月にかけてベトナムで開催されたグループステージを突破して臨むACLの続編だ。
ラウンド16から始まる8月のノックアウトステージはすべて一発勝負。マリノスの初戦は18日、対戦相手はヴィッセル神戸に決まっている。ルヴァンカップ広島戦から中7日の日程は文句なしだろう。回復と準備の両方をしっかり行って試合に臨める試合で、ベンチメンバーはJリーグの7人から10人に増える。
そして、この神戸戦は角田涼太朗が出場停止となる。これはサンフレッチェ広島戦での退場処分が理由ではなく、グループステージの第2戦と第6戦で警告を受けた累積での出場停止。ルヴァンカップでの一発退場による出場停止処分は9月3日のFC東京戦で消化する。
注目は、外国籍選手の扱いだろう。Jリーグとは異なるレギュレーションで、毎試合3選手をセレクトしながら戦っていく。グループステージと同じ方式だ。ヤン・マテウスが加入したマリノスに所属する外国籍選手は6選手で、全員がブラジル人。裏返せば3選手は試合に出場できない。
今もっとも外せない選手はエウベルだろう。
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