悔やまれるのは1ゴールのみに終わった前半か。 「あまり満足していない」と永戸勝也はつぶやいた [J13節 新潟戦レビュー]
藤田譲瑠チマに今季初ゴールが生まれるも……
前半の内容はまずまずに見えた。ケヴィン・マスカット監督の「自分が思うに前半は今シーズンベストのパフォーマンスを出してくれた」と絶賛したように、自分たちのサッカーを貫いて良さをしっかり出した上でチャンスを創出していった。
選手も同様の手ごたえを感じていたようで、左サイドバックとして臨機応変なポジショニングでボールに絡んでいった永戸勝也は「前半はチームとしてエラーが出た感じはなかった」と振り返る。チームとしてだけでなく、各選手が良さを発揮していたのもポジティブな材料だった。
しかしながら、永戸の言葉には続きがある。
「最後に1点取れたけど2点、3点と取れてもいい内容だったと思うので、僕自身はあまり満足していない」
ゴールネットを揺らしたのは前半終了間際のアディショナルタイム。右CKからの二次攻撃で、ヤン・マテウスのクロスに藤田譲瑠チマが合わせて均衡を破った。
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