代表辞退の角田涼太朗と違和感アリの宮市亮は出場回避。 負傷明けの小池龍太がピッチに立てば、今季初の公式戦出場に [ルヴァン杯2節 鳥栖戦プレビュー]
鹿島戦から大幅な先発変更は考えにくい
代表ウィークの最中に行われるルヴァンカップのグループステージ第2節。対戦相手はサガン鳥栖だ。
まずは選手個々の状況を整理しておこう。
日本代表に選出された西村拓真は昨日行われたウルグアイ戦で途中出場し、見事なファーストタッチゴールを決めた。次戦でのさらなる活躍が楽しみだ。藤田譲瑠チマはパリ五輪を目指すU-22日本代表の欧州遠征に参加。マリノスでのプレータイムが伸びていないだけに、世代別代表できっかけを掴みたい。
次にケガ人だが、鹿島アントラーズ戦で左足首を捻挫して日本代表を辞退した角田涼太朗はこの試合を欠場する。ただし程度が重いわけではなく、4月1日のセレッソ大阪戦での復帰を目指している。
鹿島戦翌日の練習試合で違和感を訴えた宮市亮も回避だろう。負傷した右膝を無意識にかばうことで筋肉系の故障が繰り返すのは珍しい話ではない。だからこそ慎重に調整を進め、とにかく万全な状態を取り戻すのが先決だ。
以上の4選手に加えて、期限付き移籍での加入が発表されたばかりの杉本健勇もこの試合に出場できない。ジュビロ磐田の一員としてグループステージの第1節マリノス戦でピッチに立っているため、同大会の出場はプライムステージ進出後のリセットを待たなければならない。
この試合の前後に連戦があるわけではなく、むしろリーグ戦の先発メンバーを大幅に入れ替えるほうが不自然かもしれない。ケヴィン・マスカット監督も「スタメンを全入れ替えすれば、リーグ戦に出場していたメンバーは14日間試合をやらないことになる」と思案のコメントを残している。
鹿島戦のスタメンで言えば西村と角田は不在だが、残りの9選手は問題なく出場できる。18人のメンバーで考えると上記2選手に加えて藤田が不在。最低3人は鹿島戦でメンバー入りしていなかった選手が登録されるわけだが、スタメンが真新しい顔ぶれになるとは考えにくい。
不在選手の枠に食い込んでくる選手は……
西村と角田、そして藤田を除く15選手が据え置きでメンバー入りすると仮定した場合、新たに加わる3選手はいったい誰になるのか。
(残り 599文字/全文: 1572文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ