選手は応用問題を解くフェーズに直面しつつあり、その答えはポステコグルー体制になってから2年半の積み重ねの中にある [Lカップ準決勝 柏戦プレビュー]
4日のヴィッセル神戸戦で、マリノスは革新的な戦い方を披露した。
シチュエーションごとに選手の立ち位置が目まぐるしく変わり、外から眺めていても数字で表記するのは難しい。いや、おそらく大きな意味を持たない。
わかりやすくポジションが変化していたのは3ボランチの中央とも3バックの中央ともいえる扇原貴宏だったが、おそらく彼に限った話ではない。ピッチに立つ全員がボールの位置と自分たちと相手の相関関係で立ち位置とタスクを瞬時に変え、判断して実行していく戦術だ。
マリノスの11人だけを見ていても、そこに答えはない。状況に応じて求められる要素が微妙に変わるのは、サッカーにおいて当たり前のこと。マイボールなのか、相手ボールなのか、自陣なのか、相手陣内なのか。ゴールキックの場合はどうする?
選手は応用問題を解くフェーズに直面しつつある。
(残り 907文字/全文: 1284文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ