「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

多くを語らなかったポステコグルーは、オンライン会見でデバイス越しでも伝わってくるほど悔しそうな表情だった。この悔しさを次のステップアップにつなげなければいけない [Lカップ準決勝 柏戦レビュー]

 

何度ゴールを確信したことだろう。

開始3分にマルコス・ジュニオールが放ったダイビングヘッドに始まり、後半に入っての50分にはティーラトンの折り返しを扇原貴宏が右足で狙った場面。前者はバーを叩き、後者のシュートは枠の上へ外れた。

 

 

後半の半ば以降は、さらに攻勢を強めた。

76分、ティーラトンのクロスをエリキが頭で合わせる。83分には途中出場の水沼宏太からのパスを受けたエジガル・ジュニオが相手DFを背負い、巧みなターンから右足を振り抜く。そして86分には水沼からオナイウ阿道のホットラインが開通し、バックヘッドでのシュートは確実に枠をとらえていた。

 

 

そのすべてを相手GKキム・スンギュの美技によって防がれてしまった。これにはアンジェ・ポステコグルー監督も「GKは素晴らしいセーブやパフォーマンスをした」と脱帽。2年ぶりのファイナル進出への夢を打ち砕かれてしまった。

あるいはこれがコロナ禍ではなく平常時で満員必至の三ツ沢ならば、サポーターが作り出す熱によってマリノスはさらに加速していたかもしれない。この日は平日ナイターで雨天にもかかわらずクラブの尽力によって約4,785人の観客を集めた。スタジアムには絶えず温かい拍手や手拍子が鳴り響き、選手たちをサポートしていた。

 

ヨコエク

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