「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

広島戦で一発退場の永戸勝也は日曜日の札幌戦がサスペンションで出場停止。 明日のジュビロ磐田戦に先発するのは、むしろ自然な流れかもしれない [ルヴァン杯1節 磐田戦プレビュー]

 

オールメンバーチェンジも可能な状況だが……

 

今季初めての連戦はルヴァンカップのグループステージ第1節だ。

直近のリーグ戦が金曜日開催だったため、試合間隔は中4日。中2日と中3日の差は大きく、中3日と中4日でも調整過程は異なる。具体的にはサンフレッチェ広島戦翌日にリカバリーを行い、翌々日にオフを挟むことができた。

 

 

この調整過程ならば、リーグ戦のメンバーを継続起用するのも決して無理な話ではない。次に組まれている週末の北海道コンサドーレ札幌全が土曜日ではなく日曜日なのも大きい。今月の連戦はここだけなので、少々の無理をすればまったく同じ先発で臨める。ほとんど変わらない顔ぶれで何連戦もこなしていた10年以上前が懐かしく感じる。

ただ、ひと時代前とは疲労度の異なる現代サッカーとマリノスのスタイルにおいて、全員を継続先発させる可能性はゼロに等しい。札幌戦を見据えて明日の試合をスキップする選手は当然出てくるはず。他と比べて運動量を求められるポジションや疲労が溜まりやすい選手、あるいはスペアカードが不足しているポジションなどがその対象か。

現状では部分合流にとどまっている小池龍太を除き、全選手を起用できる状態にある。その中には先日、2024シーズンのプロ入り内定と今季の特別指定登録が発表された吉田真那斗も含まれており、昨日のトレーニングから合流している。オールメンバーチェンジも可能な状況で、ケヴィン・マスカット監督は誰をチョイスするのか。

 

 

 

広島戦で一発退場の処分を下された永戸勝也は札幌戦がサスペンションで出場停止に。明日のジュビロ磐田戦に先発するのは、むしろ自然な流れかもしれない。悶々とした気持ちを晴らすチャンスと受け止め、快活なパフォーマンスを期待したい。

 

 

 

 

ヨコエク

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