「(ヘディングシュートは)決めたかった」(藤本)・「交代はアクシデントではない」(伊藤) [セレッソ戦後コメント] -1,057文字-
【試合を終えて】
FW 16 伊藤 翔
「交代はアクシデントではない。それについては監督が決めることなので僕たちは従うしかない。今日は3連戦の3試合目なので難しい部分はあった。相手が引いていたし、それを崩しきれなかった」
樋口 靖洋 監督
「正直、C大阪がこれほど守備を意識して、勝ち点1を意識して来るとは思っていなかった。もう少し攻めに出てくるかなというところはあった。ただ、この時期のこういう順位にいるチームの戦い方なのだと思う。それに対してウチが戦う上での難しさがあった。90分通して主導権を握って、我々がボールを握ってゴールに向かうエネルギーを見せることはできたと思っている。得点こそ残念ながら生まれなかったが、ボールを奪うエネルギー、それからゴールに向かうエネルギーという部分を発揮できた。相手はもう少し攻撃でゲームを作るチームだと見ていた。攻撃的に来るのがC大阪の魅力だと思うし、強みだと分析もしていた。後半の途中くらいから完全に勝ち点1を狙って割り切ってきたというのは意外だった」
MF 20 佐藤 優平
「流動的に動いていいという指示だった。でも今日はボランチの位置を意識していた。カカウとかちょっと怖かった。変なとられ方をしてボランチがいないと危ないと思ったし、(中澤)佑二さんも守備から入れと言っていた。後半は主導権を握れて、シュンさん(中村)が下がったときは自分が上がったりできた。(齋藤)学が入ったことでドリブルという武器があったけど、最後のところで合わなかった。最後は[4-1-4-1]のような形になっていて、監督としてもそれが理想的だったと思う」
DF 22 中澤 佑二
「今日は本職のボランチがいなくて、ヒョウ(兵藤)と(佐藤)優平がダブルボランチだった。攻撃的な意味合いの組み合わせで、あれだけボールを持っていたけどゴール前をこじ開けられなかった。ウチはサイドを崩すのに4~5人かけている。それでゴール前は1トップの選手ともう一人いるかどうかくらい。ボールをつなぐか、ゴール前に人数をかけるか、どちらを取るか」
MF 25 藤本 淳吾
「(ヘディングシュートについて)決めたかった。でもあのクロスの強さだとあのシュートが精一杯だった。コースはそんなに悪くなかったと思う。キム・ジンヒョンもよかった。結果的にセレッソはアウェイでの勝ち点1でOKという感じだったと思うので、そうなってしまったのが悔しい」