「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「決定的な場面を何度も外してしまった。でも映像は見ないようにしている(笑)」(佐藤)「第一子が生まれて、守るべきものができた」(兵藤)+三門・榎本・中澤他 [大宮戦前コメント] -1,410文字-

【試合に向けて】

MF 20 佐藤 優平

「清水戦では 決定的な場面を何度も外してしまった。でもあえて映像は見ないようにしている(笑)。シュートの瞬間、味方や相手など何人も見えてしまった。そういうとき はあまりシュートが入らない。入るときはゴールが決まった瞬間のことだけがイメージできるものだから。そこまではまずまずのプレーができていたと思うの で、大宮戦ではフィニッシュを意識して臨みたい。自分が決めればチームもラクになるはず」

樋口 靖洋 監督

「清水戦は久しぶりに90分間落ち着いてゲームをコントロールできた試合だったと思う。それだけに3-0くらいで勝ちたかった。カウンターに出ていく意識やパワーはあった。ただ、それが精度の問題で成立しなかった。点を取ってゲームをラクにしなければいけなかった。点が入っていれば連戦を見据えて主力選手を休ませることもできたけど、1-0の状況では何が起こるかわからないので動けない部分もあった。
大宮はもともとのゾーンディフェンスに変わりはないけど、相手に不用意なスペースを与えない。奪ったあともどこで起点を作るか、チームとしての共通理解がある。ただ、家長が右サイドで時間とタメを作るイメージだったのが、今回はいない。おそらく(渡邉)大剛だと思うけど、彼も能力が高い選手。渋谷は自分が監督のときにコーチを務めていたし、長い付き合い。人間的にも素晴らしいし、ここまで立て直すのはすごいと思う」

 

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DF 22 中澤 佑二

「大宮は守備意識が高くて、守備が安定している。前にいる外国籍選手も二人だけでゴールに向かう力がある。まずは守備を固めてから攻撃に出てくるので、ウチとしては賢く攻めないとカウンターを食らってしまう。大宮は残留争いで切羽詰っていると思うし、必死になって戦うはず。それに対してウチがフワッとした気持ちで戦ってはダメ。シュン(中村)のところに厳しくマークがくるのは毎年のことだし、今回もそうなると思う」

MF 7 兵藤 慎剛

「前節の清水戦では久しぶりにボランチでプレーしたけど、まずまずの内容だったと思う。ボールを受けたら前を向いて、前にボールを入れていくことを意識した。それは相手がどこでも変わらないこと。ただ、大宮のプレッシャーは早いと思うので、そこでボール奪われないように気をつけたい。プライベートでは16日に第一子が生まれて、自分にも守るべきものができた。それを力に変えて大宮戦も頑張りたい」

GK 1 榎本 哲也

「相手の2トップは得点力があるし、カウンターでも力を発揮できる選手。ウチとしては攻めている場面のバランスに気をつけないといけない。全員で前に出ると背後のスペースを使われてしまう。攻撃はフィニッシュで終わることが大切だし、守備のバランスを考えておく必要もある。前回の試合はあまりピンチがなかったけど、毎回そうなるわけではない。いつシュートが飛んできてもいいように準備しておく」

 

MF 26 三門 雄大

「日曜日にゲーム形式の練習に入って、ここへきて練習の強度を上げている。90分できるかわからないけど、状態は上がってきている。痛めていた腰もあまり気にならなくなってきた。ボランチはけが人が多いポジションで、前節はヒョウくん(兵藤)がボランチでいいプレーをしていた。自分はまた控えからの再スタートになるけど、そこでアピールしないと出場機会をつかめない。いい準備をして大宮戦を迎えたい」

 

 

 

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