「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「ダニルソンをどうやってかわすかを考えるのは楽しい」(藤本)・「状態は確実に上向いている」(富澤)+伊藤・中村・齋藤・兵藤他 [名古屋戦前コメント] -1,763文字-

【試合に向けて】

MF 6 小椋 祥平

「3連勝してい るけど順位があまり上がっていないのは精神的に難しいものがあるけど、勝たなければ絶対に順位は上がらない。とにかく勝ち続けるしかない。相手は前線と後 ろで分かれているような感じ。前はやっぱりレアンドロ・ドミンゲスに注意しないといけない。自分とカンペーさん(富澤)がしっかりケアしながら戦わないと やられてしまう。前回は悔しい引き分けだったので今回は勝ちたい」

樋口 靖洋 監督

「いまはリーグ戦3連勝しているけど、それを一つでも多く伸ばしていくしかない。順位は10位だけど、5位まで勝ち点2差の位置にいる。まずはそこを目指して、その上でACL圏内を考え、さらに可能性がある限りタイトル争いにチャレンジしたい。勝ち点3を常に狙っていくしかない。天皇杯もナビスコカップも敗退してしまったので、あとリーグ戦12試合で今シーズンが終わる。目標とすべきところを全員で共有しようと選手に話した。
名古屋はセンターラインに闘莉王、ダニルソン、レアンドロ・ドミンゲス、ケネディと強力な選手が並んでいるし、脇を固める選手にもそれぞれ特徴がある。いまの順位にいるのが不思議なくらい。攻守の切り替えのところで上回らないといけないし、そこが試合のポイント。セットプレーではやはり高さがあるチーム。前回の対戦ではそれで失点している。本当に警戒しないといけないけど、逆に失点も多いので、そこを突いていきたい」

 

 

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MF 7 兵藤 慎剛

「右足首はまだ痛い。同じタイミングで痛めた右ひざも痛いときがある。でも自分はナビスコカップの第2戦に出られなかったし、次こそは試合に出たい。もうウチにはリーグ戦しか残っていない。そのリーグ戦はいまのところ3連勝中で、次を勝てば大きい。上位とは少し差が開いているけど、5位以下は混戦になっている。まずはそこを目指して、ウチは勝ち続けるしかない」

MF 11 齋藤 学

「ナビスコカップの第2戦のレイソル戦も、自分としては行く気満々だった。でもメディカルとも相談して、出場時間を限定した。最後の10分くらいの出場で、それでも少し痛みは残ったけど、けがそのものは良くなっている。次は出場時間を伸ばしてプレーできると思う。ウチにはもうリーグ戦しかない。上位との勝ち点差は離れているけど、去年の最後に逆転優勝した広島よりもラクな状況にいると思う」

MF 10 中村 俊輔

「股関節痛は前からのものなので、痛みにも波がある。ねん挫していたら100%のプレーはできないけど、自分は瞬間的には100%でできる。ただ、それをやってしまうと、試合のあとに後遺症のように残って、しばらく休まないといけなくなる。今日のように練習量を制限して、練習前と練習後に補強のリハビリをするしかない。今シーズンはあと12試合で終わるので、そこまでどうにか我慢するしかない」

MF 25 藤本 淳吾

「相手はメンバー表だけ見たら強力なチーム。決してラクに勝てる相手ではない。でも相手のことよりも自分たちがどこまでできるか、やるかだと思う。だからオレたち次第。(古巣との対戦になるが)名古屋にいたときに清水と対戦しても、特に特別な感情はなかった。でもダニ(ダニルソン)をどうやってかわすかを考えるのは楽しい。フィジカルが強いので普通に戦ったら勝てない(苦笑)」

 

MF 27 富澤 清太郎

「名古屋はチームを作り直している中で少しずつ結果が出ている。状態は確実に上向いているし、個々のポテンシャルの高さが特徴のチーム。それを意識して戦う必要がある。ウチはナビスコカップで負けが続いてしまったので、もう負けられない。自分ができることは周りに理解してもらっていると思う。チームに落ち着きを与えること、バランスを意識すること。あとは長いボールで局面を打開していきたい」

FW 16 伊藤 翔

「ナビスコカップでは負けてしまったけど、リーグ戦はいまのところ3連勝中と勢いがある。上位争いに加わるためにはもう負けられないし、連勝を伸ばしていくしか道はない。前回の名古屋戦はほとんど勝ちゲームだったけど、自分が決定機を外してしまったし、結果的に悔しいドローに終わってしまった。その借りを返したいというのと、ホームでしっかり勝ってサポーターと喜びを分かち合いたい」

 

 

 

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