2014年08月03日 17時39分　
カテゴリ： 選手コメント

【試合を終えて】

DF 22 中澤 佑二

「向こうは一 発を持っている。前から行くという話もあったけど、ゆっくりしたほうが疲れないということで、こういうサッカーになった。ウチは中断期間にキャンプで走っ てきたけど、その成果を出せなかった。これでは練習のための練習になってしまう。こういう時期に相手よりも走るために練習したはず」

樋口 靖洋　監督

「前半からお互いがさぐり合うというか、どこのタイミングで仕掛けるかを攻守で見ている展開で、非常に難しい展開だった。その中で後半は自分たちから仕掛けるタイミングを共有しようと話していた。後半はお互いに少しスピーディーになったが、セットプレーのところで大きくゲームが変わった印象がある。ガンバは攻撃も守備もバランスがとれていて非常に難しい相手だと感じた。ウチとしてはこれで2試合連続でセットプレーでゲームが動いてしまった。序盤からボールの動かし方のところでファーストパスの精度が上がらず、ノッキングを起こして、前へ出て行くパワーを出せなかった。守備ではブロックを作ってパトリックと宇佐美へのパスコースを切ることはできていた。でも欲を言えばもう10メートルくらい高い位置で前からプレスをかけたかった。ただ、相手の2トップのカウンターの精度を考えると難しいチームだと感じた」

MF 7 兵藤 慎剛

「全体的に運動量が少なかったし、躍動感も足りない。ガンバはボール回しはうまいけど、だからこそ前からプレッシャーをかけないといけなかった。プレスをかけてショートカウンターで点を取るのがウチのスタイルだけど、今日は自分も含めてスイッチの入れ方がバラバラだった。取るべきところで取れなかったり、行くべきところで行かないとか、そういうことで全体が下がってしまう」

DF 4 栗原 勇蔵

「前半からスローペースの試合で、ウチも相手もスピードを上げずにやっていた。その展開どおりに前半は0-0だった。後半もそんなに変わらない状況だったので、あるとしたらミスかセットプレーで点が入ると思っていた。失点した場面は相手のほうが切り替えが早くて、相手の2トップとウチのCBが2対2のような状況になっていた。そのFKに対してラインがバラバラになってしまって、ファーサイドで阿部がフリーだった。それを話していたときにヤットさん（遠藤）にワンステップでボールを入れられてやられた。マークは自分だったので責任がある。前回もセットプレーからやられたし、その反省を生かさないといけなかった。ウチはセットプレーが得意なのに、逆にやられている。もったいない。ウチとしては0-0か1-0が理想の試合だった。ウチは失点ゼロで終わるのが当たり前になっているところがあるので、自分もそうだけどサポーターももどかしいと思う」

GK 1 榎本 哲也

「セットプレーからの失点を防ぎたかった。ああいう場面を止めれば流れは変わったと思う。名古屋戦もセットプレーから失点しているので責任を感じる。粘り強く守って、最後に点を取って勝つのがウチのパターン。再開してから失点が続いているので、それができていない」

MF 6 小椋 祥平

「今日は雨が降っていたし、少し涼しかった。でもなぜか体が重かった。名古屋戦も今日もセットプレーでやられている。ウチはセットプレーはマンツーマンだけど、マークの選手だけではなく、全体としてもっと締めていかないといけない。注意しているセットプレーからやられているのはもったいない」