「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

FC東京との30周年記念試合へ。 圧倒的な内容で勝ち点3と付加価値を得たい [J6節 FC東京戦プレビュー]

 

第1登録期間(ウインドー)終了。現状維持の30人編成で4月シリーズへ

 

日本代表ウィークによる約2週間のインターバル期間を経て、マリノスの公式戦が帰ってくる。

今日4月1日はクラブにとって“お誕生日”にあたる。創設30周年となる記念の日で、その直近試合にあたる明日のFC東京戦は『30周年記念試合』と銘打って行われる。

試合前からファン・サポーターのテンションを盛り上げるスタグルFESではキッチンカーが過去最多となる61台出店予定。キックオフ直前のトリコロールギャラクシーも普段とは異なる特別バージョンでの演出になるという。

 

 

近年のマリノスはピッチ外でもさまざまな工夫をこらし、これがクラブの価値上昇に少なからず貢献している。SNS最盛の時代でもあり、いわゆる口コミは大きなムーヴメントとなる。

盛り上がること間違いなしの試合だからこそ、ピッチ内でも満足感をもたらしたいところ。

もっとも、この2週間は「ケガや病み上がり、代表で抜けている選手もいて、全体として何かをすることはなかなかできなかった」(ケヴィン・マスカット監督)。まずは選手の足並みをそろえることが重要で、それに勝る調整はないと考えればいいだろう。

 

 

また、4月1日でJリーグは第1登録期間(ウインドー)が閉じた。他クラブ間ではいくつかの駆け込み移籍が行われたが、今季のマリノスは静かだった。プレシーズンの段階から過密日程を見据えて編成しており、その備えは相次ぐ離脱者に苦しんだ序盤戦でも効果を発揮した。

登録人数は現状維持の30選手。このメンバーで明日から始まる3連戦、そして今月中旬からベトナムで集中開催されるACLのグループステージ6試合に挑む。

 

 

水沼、宮市、エウベルが両翼の先発を争う

 

週中のレポートでもお伝えしたように水沼宏太や宮市亮がケガから復帰したのは明るい材料だ。水沼は右ウイング、宮市は両ウイングでプレー可能な選手で、同じく両サイドで起用できるエウベルの調子も上々。FC東京戦ではこの3選手がトリコロールの両翼を担い、コンディションを徐々に上げている仲川輝人はその次に控える形か。

 

 

ヨコエク

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