「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

負傷交代したマルコスの状態は問題なし。3試合連続で同じ11人がスタメンに名を連ね、敵地へ乗り込む [J14節 鹿島戦プレビュー]

 

仲川輝人やレオ・セアラの先発が見送られた理由とは

 

リーグ戦11試合負けなしで現在4連勝中。うち直近3試合はクリーンシートで勝利しているという事実が、いまのマリノスの充実ぶりを物語っている。

前節から中5日と試合間隔にも不安なし。中2~3日の連戦ではないのだからコンディションを理由に先発を入れ替える必要は一切ない。

また、ヴィッセル神戸戦で途中交代したマルコス・ジュニオールは13日の練習でフルメニューを消化した。大事を取って早めに交代したことが功を奏した部分もあるだろう。明日の鹿島アントラーズ戦も先発濃厚だ。

 

 

ではケガから復帰して全体練習に合流している仲川輝人はどうか。アンジェ・ポステコグルー監督が厚い信頼を置いている選手のひとりで、これまでこういった類の選手をしばしば復帰から間もなく先発起用してきた経緯がある。

その例に漏れず今回もいきなり起用する可能性が気になるところだが、指揮官は「まだ完全な状態ではない」と慎重な姿勢を崩さなかった。無理をさせるつもりはない、あるいは無理をさせる状況ではないのだろう。

 

 

オナイウ阿道を中央に置き、右にエウベル、左に前田大然を配した3トップはここまでしっかり成果を挙げている。攻守においてチームにプラスをもたらしており、結果も出ている。現時点での序列だけで考えるなら、神戸戦と同じ11人が先発する可能性が高い。

 

 

ただし内容と結果が芳しくなかった時は、すぐに仲川やレオ・セアラにポジションを奪われるだろう。語弊を恐れず言えば、彼らを先発起用するには口実が必要で、試合結果はわかりやすいファクターとなる。

 

 

これまで何度も述べてきたようにオナイウや前田は結果を残し続けなければいけない立場だ。

 

ヨコエク

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