「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「今は個人的に特別な瞬間を生きている」(エリキ)・「タイトなスケジュールで、一喜一憂する時期はある。でもサッカーを楽しむことを忘れずにプレーしたらいいプレーが出る」(天野) 他 [神戸戦前コメント]

[コメント]

アンジェ ポステコグルー 監督

――ヴィッセル神戸は監督が代わり、過去2戦とはシステムも違う。今の神戸をどのように見ている?

「チャレンジな試合になる。いいチームなのは間違いない。ドウグラスやイニエスタがいればチームの力になる。戦い方を変えても、あの二人が入ることでまったく変わってくるし、どのチームに入ってもレベルアップする選手だ」

 

――自分たちのサッカーができなかった前節を経て、明日はどのような展開になると想像している?

「鳥栖戦は悪かったというか自分たちのサッカーができなかった。皆さんに理解してもらいたいのは、このスケジュールは本当にタイトだ。試合が終わって48時間は休ませないといけない。だから練習という練習はできない。そして明日の試合が終わると、すぐ水曜日に試合がある。選手たちはすごく頑張ってくれている中で、自分たちがどういった形でサポートできるか。しっかりとした練習をやりたいがそれはできない状況の中で、それでも自分たちのサッカーをやるだけ」

 

 

――昨日、今シーズンの試合日程がすべて発表された。ACLの日程変更の影響で19連戦から22連戦になり、34試合中33試合が11月中に終了することになった。アンフェアなリーグ戦になってしまったと思うが、監督はどのように考えている?

「このスケジュール発表で我々に有利に運ぶことはない。本当なら7日間くらい選手にオフを与えたいくらいだ。試合をやるたびに選手のケガが増え、本当にタフでチャレンジングなシーズンになっている。でも自分たちはベストを尽くすだけ。ACLではグループステージが残っているし、ルヴァンカップもある。しっかり準備して、試合ごとでベストを尽くせるようにやっていきたい」

 

――ACLで先の話になるが、海外で試合を行う場合はチームを作り分けて戦わないといけない。それをどのように受け止めている?

「ACLのスケジュールが発表されていろいろ聞きたい気持ちは理解するが、自分にとっては明日の試合が重要だ。ACLはクリスマスのようなもので、まだ先の話だ(笑)。ほかのクラブ関係者が考えることで、自分にとっては明日の神戸戦が重要で、その次は水曜日にルヴァンカップ準決勝がある。ACLのことは考えていないし、頭の中にない。通常なら6ヵ月間で消化するような試合をこの数か月で戦うのは馬鹿げているし、もう一生ないと思う。とにかく自分にとって一番大事なのは明日の試合だ」

 

 

FW 17 エリキ

――前節は途中出場でゴールを決めた。絶好調で止まらない感じだが、現在の調子や気分は?

「今は個人的に特別な瞬間を生きている。すごく調子がいいと感じている。でも一番大事なのはチーム全体が成長すること、チームが好調なことだ」

 

 

――6試合連続ゴール中だが、これまでにそういった経験はある?

 

ヨコエク

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