「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

今日が誕生日の大津祐樹を評して扇原は「こんな30歳いないですよ(笑)。とにかく若々しい。同い年の(水沼)宏太くんとふたりは『わんぱく世代』です」

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今日3月24日、大津祐樹が30歳の誕生日を迎えた。

若かりし頃は、誰が最初に呼んだのか“チャラ男”の愛称で親しまれ、キレ味鋭いドリブルでスタンドを沸かせるアタッカーだった。だが欧州移籍やロンドン五輪出場など幾多の修羅場をくぐり抜け、プレースタイルと考え方を大きく変えた。

 

 

「10代の頃や20代前半の何も知らない時期と、今ではもちろん違う。状況や立場によって必要なことをやっている。チームが勝つために何ができるかが一番大事なこと」

 だから大津は、チームのために汗を流す。

 

 

加入1年目の2018年は、中盤での力強いボール奪取と献身的なランニングで新境地を開拓。チームの潤滑油となった。

しかし優勝した昨季はなかなか先発出場できない状況に。彼ほどのキャリアを持つ選手ならば、移籍を考えても不思議ではないだろう。

それでも一切腐ることなく日々の練習に取り組んだ。それどころか、たくさんの笑顔でチームを支えた。多くの後輩選手が「祐樹くんは常に全力で取り組んでいる」とその背中を見てきた。

 

 

迎える30代に、彼は何を思うのか。

 

 

ヨコエク

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tags: ウーゴ・ヴィエイラ 大津祐樹

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