川崎戦は三好康児が契約の都合で出場できない。大津祐樹の今季リーグ戦初先発が濃厚。大津は「インサイドハーフで勝負したい」
大津祐樹は立ち止まらない。
先日のルヴァンカップ・コンサドーレ札幌戦で今季初ゴールを決めた。三好康児と李忠成のお膳立てを受けてのフィニッシュに「完璧なゴールだった」。リーグ戦では開幕から2試合続けてベンチスタートだが「個人的にはいいスタートを切れた」と上々の滑り出しだ。
昨夏からは意識的に守備のスイッチ役を担い、好調の原動力に。マイボールを失った直後のファーストDFとなり、アタッカーとして起用されていた以前のイメージを一新させた。持ち前の身体能力を守備で生かし、ダイナミックな二度追い、三度追いで相手ボールを刈り取ることでチームを下支えした。
そして今季、大津はさらなるアップグレードを目指している。「自分のプレーを映像で観て、もうひとつ上のステージに行くために何が必要か考えた。守備は去年やっていたことを継続して、加えてもっと高い位置でプレーしてゴールに絡みたい」。その言葉を体現するかのような札幌戦でのゴールだった。
守備者が攻撃面にプラスαを求めるのは珍しいことではない。しかしながら大津のように中盤でフルパワーのスプリントを繰り返す選手が、さらに攻撃に出ていくのは至難の業。
(残り 301文字/全文: 820文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
タグマ!アカウントでログイン
tags: 大津祐樹
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ