FC東京が調布市に“東京ドロンパ”ランドセルカバーを寄贈【2025 News-1/無料公開】

撮影:後藤勝
3月24日、FC東京の川岸滋也代表取締役社長が調布市役所を訪問。長友貴樹調布市長にランドセルカバーを寄贈、その贈呈式がおこなわれた。このランドセルカバーは令和7年度から東京ドロンパのデザインにリニューアルされたもので、調布市内の公立小学校新1年生約2,300名が配布対象。雨の日に優しい贈り物で東京がホームタウンとの絆を深めた。
◆反射素材を採用

撮影:後藤勝

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贈呈式では、まず長友市長が礼を述べた。
「この素晴らしい企画を考えていただいたことにあらためて感謝申し上げたいと思っております。東京ドロンパをあしらい、反射素材だと聞いております。我々としてはふたつのことが大事だと思っております。一つは交通安全ですね。自動車とか自転車を運転される方からわかるように、目立つようにしなければいけない。子どもたちの安全を守っていただく。そして、東京ドロンパがあしらわれているということで、否が応でもFC東京を応援しなきゃいかんと、間違いなくちびっこ応援団は結成されると確信をしております」

撮影:後藤勝

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これに対し、川岸社長は次のように返答した。
「青少年の健全育成についての取り組みでは、小学校のほうに教材を提供させていただいておりました。その流れを一歩前に進め、また市制施行70周年も記念して、交通安全の取り組みをさらに進めていくという中で、今回ランドセルカバーを届けさせていただくということになりました。Jリーグは基本理念に各クラブが地域の皆様といっしょにクラブをつくり上げていくということを挙げておりまして、FC東京はその一員として、調布市の皆様といっしょに歩みを進めてまいりました。4月からは新しい生活の門出というところでございまして、東京といたしましてもこのランドセルカバーで背中からその新しい一歩を後押ししていく、そんな取り組みになるといいなという風に思いますし、交通安全でありますから、この蛍光色がよく目立つと思います。お子様の、新小学1年生のお守りになりますことを願っております」
FC東京の田中翔一朗エリアプロモーション部長は、今回のランドセルカバーが、夜間の視認性を高めるべく反射素材を使用、東京ドロンパが横断歩道で青信号を確認し、手を挙げて渡っているデザインも採用したこと、そして耐久性に優れた生地を使い、低学年の児童でも自身で装着しやすいよう、紐の構造も簡単にするなどの工夫が施されていることを説明した。「調布市の子どもたちは東京ドロンパが守るといった、そんな歴史を積み重ねていければ」と、田中部長。調布市との友好がいっそう深まるような春の一日だった。

撮影:後藤勝

撮影:後藤勝

撮影:後藤勝
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