ディエゴオリヴェイラ、小平で800組の人々と最後の交流。「この日本で、FC東京で過ごした時間は、一生ずっと胸の中にある」【2024 ディエゴ引退】

撮影:後藤勝
12月15日、ディエゴ オリヴェイラは東京ガス武蔵野苑多目的グランド(人工芝)で「ふれあいイベント」に臨み、来場した多くの人々と交流を図った。午前9時から午後3時までの実施予定だったが、30分間休憩しただけのディエゴがしっかりと時間をかけて集まった人々と写真を撮り、手を握り、プレゼントを渡しつづけると、すべてが終わったのは予定よりも小一時間ほどあとのことで、もうとっぷりと日が暮れていた。その後、ディエゴは運営に携わったスタッフに礼を尽くし、来日中の家族とともにグラウンドの感触を惜しみながら小平を去った。
◆予定の時間を過ぎても

撮影:後藤勝
この日のイベントに参加出来た人々は計800組。ディエゴは、抽選に漏れて参加出来なかった人々もいることに申し訳ないという気持ちを表した。
「今日のイベントに参加を望んでいた人のなかに、抽選制ということで参加出来なかった方も多いとうかがっている。それは非常に残念だし、誠に申し訳なく思う」
イベント終了後、ディエゴはクラブを通じ、抽選に漏れた人々にメッセージをメールで送った。すべての人に感謝を伝えたいという想い故だった。「会いに来ていただけたみなさんの想いを感じている。あらためてみなさんにお礼を伝えたい」と、ディエゴ。実際に足を運ぶことが出来た人もそうではなかった人も、ブラジルから来た英雄と心でつながっていた。
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