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安斎颯馬、走る! 豊富な運動量で高い機動力を実現し、東京を国立2連勝に導いたその根本に「チームを助けるプレーというものがある」という信念【2024 J1第7節vs.鹿島アントラーズ(HOME)】

 

交代したあとも戦っていた安斎。この試合は安斎のみならず、選手もスタッフもベンチの士気が高かった。Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


 J1第6節浦和レッズ戦ではスプリント回数25回、総走行距離13.472km。スプリント回数はバングーナガンデ佳史扶、総走行距離は小泉慶に次ぐチーム内で2番目の数字だった。J1第7節鹿島アントラーズ戦ではそのハードワークがたたって88分に力尽き交代することになったが、それでもスプリント回数14回、総走行距離10,984kmを記録している。フル出場していないにも関わらず、いずれの数字もチーム内で4位ということが、安斎颯馬の運動量がいかに豊富かということをあらわしている。
 
◆白井康介と良好な関係性を構築
 
 モビリティを基盤としたFC東京の強さを支え、国立の2連勝に貢献したひとりであることは間違いない。鹿島戦が終わった直後、まだヒートマップ等のデータを把握していない状態ではあったが、持ち場を離れて遙か遠くにまで駆けつけるプレーエリアの広さを指摘すると、安斎はこう答えた。
 

Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)

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