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ピータークラモフスキー監督「まだ自分たちはハーフタイムの状況。福岡に行ってもう一度勝利を掴めるようにしていきたい」【2023 ルヴァンカップ準々決勝第2戦 福岡vs.FC東京 Preview】

 

ルヴァンカップ準々決勝第1戦の味の素スタジアムに於けるピーター クラモフスキー監督。Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


 FC東京は9月10日、ベスト電器スタジアムでルヴァンカップ準々決勝第2戦に臨み、アビスパ福岡と対戦する。2021シーズンに再昇格を果たしてからの対戦では一度も福岡に勝つことが出来ていなかった東京だが、6日の第1戦で勝利を収め、ついにこのジンクスを打破した。ただ、このラウンド全体を通してはまだ半分が終わったばかり。ついに待望の白星を掴んだとはいえ、第2戦で真価が問われることに変わりはない。
 
 8日の小平は台風の影響で強い雨に見舞われ、取材対応はピーター クラモフスキー監督のオンライン取材のみとなった。「すごい雨でしたね」とディスプレイ越しに話しかけると、答えは「いま、プールみたいになっていますね(笑)」だった。
 
「この状況に合わせて最高な一日にするように考えました。しっかりと自分たちの仕事を、やれることをやって、明日の準備をしていきます」
 
 今回はさいわいなことに中三日。おそらく今日よりも出発前の明日9日の練習が本番で、その内容も加味して第2戦に臨むことになる。
 
◆チームとしていろいろなことが出来るようなチームになっていきたい
 
 それを考えると準々決勝第1戦は想定以上にうまくいったのではないか。日頃から何度か3バック(5バック)の練習をおこない、公式戦でも5-4-1を守備固めで採用していたとは言え、対福岡用の5-3-2を仕込んだのは実質、ほぼ1日。指揮官は戦術を遂行しきった選手たちを讃えた。
 

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