寺山翼、安部柊斗の移籍を機に近くて遠い先発11人への定着をめざす。「リーダーシップを持つベテランの選手に頼っているだけではダメ」【中断期間レポート】
今シーズンの始動時にはキャンプの練習試合で1本目のメンバーに入ることもあり、なかなかのスタートを切っていた寺山翼。4-1-2-3の布陣ではアンカーとインサイドハーフを担い、アルベル前監督時代にリーグ戦で2回先発。ピーター クラモフスキー監督体制となってからも中盤で起用されJ1第19節の柏レイソル戦と第20節浦和レッズ戦で途中出場を果たしている。しかし戦力として認められつつある一方で、今後も安定して18人の中に入っていられるとは限らないという雰囲気も漂う。
安部柊斗の移籍に伴い、クラブがボランチの補強に動くことは必至。しかもFC東京U-18出身である土肥幹太の追い上げもあり、まさに「前門の虎、後門の狼」といった競争の場に置かれている。順天堂大学も含めて青赤のクラブカラーに殉じてきたこの闘将は、チームの転換点であるこの夏の中断期間に何を想うのか。
◆流れをしっかりと掴みたい
7月21日のミニゲーム大会ではゴールを決め、飛行機ポーズのセレブレーションも飛び出した寺山。ピーター体制に順応しているように映るが、小平の様子はどのように変わってきているのか。
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