安部柊斗&アルベル監督、難攻不落のカシマ砦を攻めきって落とす。安部「やりきることが大事」アルベル「すばやくボールを動かす」【2023 J1第14節 鹿島vs.FC東京 Preview Part2】

撮影:後藤勝
5月20日、FC東京は県立カシマサッカースタジアムでJ1第14節に臨み、鹿島アントラーズと対戦する。昨年2022シーズンの二巡目は、まだ岩政大樹監督に替わったばかりの鹿島を相手に東京が小気味よくボールを奪いゲームの主導権を握り、最終的に安部柊斗のゴールで勝利を収めた。しかしシーズン序盤に5敗を喫して窮地に陥った今年の鹿島は守りを固め、長いボールを蹴る戦い方に徹して第9節から5連勝。無失点のおまけつきで快進撃をつづけている。当然、前回対戦時と同じ構図ではない。東京がボールを保持し、カウンターを喰らう試合展開になってしまうのか否か。難敵を相手に、どういう立ち回りをするか、フォワードの近くでプレーする安部柊斗と指揮官のアルベル監督が答えた。
◆引かれたら崩すのは難しい
鹿島は守りが堅い。守備組織が整う前に攻めきりたいか──こう訊ねると、アルベル監督は「その部分も重要なポイントのひとつです」と答えつつ、もうひとつの重要なポイントを挙げた。

撮影:後藤勝
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