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安部柊斗、競争が激化したインサイドハーフ戦線でスタメン90分間フル出場、自身のゴール、ACL出場権獲得をめざす。「負けないくらいのプレーを自分はしていかないといけないと思います」【J1第29節ガンバ大阪戦に向けて】

 

撮影:後藤勝


 J1第27節柏レイソル戦は先発を外れ、第28節横浜F・マリノス戦は先発に復帰しながらも57分で交代。柏戦までの2週間でチームとしては大きく成長した一方で、安部柊斗のポジションにはゆらぎが生まれている。塚川孝輝の加入でインサイドハーフのレギュラー格が3人となりアルベル監督がそれぞれを使い分けようとしていることが主因だと思われるが、この状況に背番号31が抱くのは危機感か、それとも別の感情か。
 
◆90分間チームのために闘う
 

撮影:後藤勝


 マリノス戦ではいいコンディションでありながらの早い時間帯での交代。その瞬間には「悔しさやいろいろな感情が出てきた」(安部)が、すぐに冷静さを取り戻し、塚川の得点に喜びつつ、ゲームをしっかりと観察した。そして塚川の特長を理解したうえで、自らのプレーを向上させていこうと誓ったようだ。どのように自らのプレーを整理したのかを訊ねると、安部はこう答えた。

(残り 1470文字/全文: 2022文字)

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