徳島ヴォルティスのJ1残留をアシストするかのような抵抗力に欠けた敗戦。徳島の訓練された巧さ、安部柊斗との一問一答【J1第36節「FC東京 vs. 徳島ヴォルティス」観戦記】
今シーズンの試合後レポートとしてお届けする「観戦記」。今回は11月20日、味の素スタジアムでおこなわれたJ1第36節徳島ヴォルティス戦について書いていきます。
ピッチ内の徳島はすばらしかったのにスタンドから大きな声が出て別方面で燃え上がりそうな一戦となってしまいましたが、本記事中ではサッカーダイジェストさんで担当した採点寸評同様、サッカーの中身にフォーカスして振り返っていきたいと思います。
◆狙いと人選は合っていたのか
さて、J1残留が決まりACL出場権獲得もなくなった状態、かつ長谷川健太前監督の退任からどのくらい立ち直ったか定かではないFC東京と、J1残留に向けひとつも負けられない徳島とでは、どちらのモチベーションが上かは火を見るより明らか。試合開始の時点で勝負は決まっていたように思えますが、内容的にも東京の自滅と徳島の努力の対比が鮮やかでした。
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