レアンドロもディエゴも田川亨介も嵌まったサイドの攻撃的ポジション。彼らの躍動がFC東京をさらに進化させる。長谷川健太監督「戦術理解が嵌まってきている」【9月8日練習後Web囲み取材】

©F.C.TOKYO
ルヴァンカップ準々決勝の名古屋グランパス戦につづき、長距離移動を伴う中二日でのJ1第14節大分トリニータ戦でも強度の高いパフォーマンスで完勝したFC東京。選手のローテーションがうまく言っているとはいえ連戦でもクオリティが落ちないことは驚異的だ。
内容でも結果でも大きな手応えを得て、あす9月9日はJ1第15節に臨む。ホーム味の素スタジアムに迎えるのは、前節にサガン鳥栖と対戦し、同じ九州から戻ってきた関東チームである横浜FC。長谷川健太監督は「両サイドの松尾佑介と松浦拓弥、前線の一美和成、皆川佑介、斉藤光毅と、それぞれ個の力を持った若い選手が揃っている」と警戒している。
今シーズンは降格がないということもあり、昇格してきたチームにとっては腕試しをしながら成長を図ることが可能なまたとない機会。横浜FCは若い選手たちがけれん味なく持てる力を発揮し、どの相手にも全力でぶつかってくる。後方からパスをつなぐという方向性もブレていない。けが人など台所事情も影響してこのところ勝点をとれていないが、3連勝の頃と比べてベースの部分が変わったというわけではなく、現状でも今シーズンのJ1で話題となるにふさわしい好チームであることは間違いない。
ボールを持つ時間を少なくしようとする東京と、ボールを支配しながら前進しようとする横浜。長谷川監督は「横浜FCにはチームの個性がある。お互いの
(残り 1605文字/全文: 2293文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ